こんにちは。
コンサルタントの稲橋です。
キャリアコンサルタントとして面談をしていると、
「今すぐに転職をしようと思っているわけではありません。
ただ、近いうちに転職は考えています」
という方とお会いすることがあります。
そのような方は、今携わっているプロジェクトの目処がついているなら、プロジェクト終了のタイミングに合わせて活動を進めましょう。
「今は忙しいけれど、この先スケジュールに余裕ができる」
ということがあらかじめわかっている場合は、すぐに転職活動を始める必要はないのです。
ただ、実際に転職活動を開始する時期が来たときに、
「何の準備もなく求人に応募できるのか?」
というと、それは違います。
なかなか転職活動を始められない方は、まずはすべての応募書類の土台となる職務経歴書から作るのがおすすめです。
まずは職務経歴書の作成から転職活動スタート
まずは職務経歴書、志望動機書、履歴書など応募に必要な書類が必要です。
応募書類はすぐに作成できるものではありません。
また一度作成したとしても、意外に手直しが必要なものであり、思った以上に完成まで時間がかかる場合があります。
少しでも転職を考えているのであれば、まずは職務経歴書の作成だけは早めに終えておきましょう。
後は実際応募するときに、直近のプロジェクトを追加したり、応募する案件に合わせて微修正したりすれば良いのです。
土台となる職務経歴書だけ作り、後で修正しつつ履歴書も作れば、スムーズに転職活動を始められますよ。
転職活動の一般的なスケジュールは1~2ヶ月
転職活動は新卒での就職活動と異なり、活動を始めるタイミングは自分で選ぶものです。
企業側も募集をかけるタイミングは異なりますので、チャンスを逃さないよう、スピード感を持って行動しましょう。
まずは土台となる職務経歴書を作りながら、これまでのキャリアをまとめるのに1週間ほどかけます。
その後は企業の情報を集め、まとめた職務経歴書を土台に志望動機書や履歴書を作るのに、さらに1週間は必要です。
企業ごとに応募し、選考に進むまでに2週間はかかるため、総合的に1ヶ月はかかります。
内定を得た後の退職活動や業務の引き継ぎまで入れると、2ヶ月近くかかる場合もあるため、余裕のあるスケジュールを組みましょう。
職務経歴書の作成やキャリアの棚卸しは、転職エージェントのサポートを受ければ、時間を短縮できますよ。
まとめ:早めに土台となる応募書類・職務経歴書を作っておこう
1名募集の場合は、当然1名だけ採用が決まった時点で、求人がクローズしてしまいます。
特に事業会社では、
「1ポジション1名募集」
というケースが多いもの。
応募書類を用意できておらず、慌てて作ってから応募しようと思ったら、もう求人がなくなっていることも。
これによって、当初予定していた転職活動を開始するタイミングが少しずれてしまうかもしれません。
そのため自分が興味を持った求人がオープンしたとき、すぐに応募できる状態にしておくというのがポイントです。
応募してお見送りになることは、ある意味やむを得ません。
しかし「応募する機会を逃してしまった」ことによって、スタート地点にすら立てない状況は避けたいですね。
土台となる職務経歴書の準備は早めにしておき、応募したい企業が見つかったら、すぐ他の書類も用意できるようにしましょう。
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>コンサルタントへのキャリアに関する記事
コンサルタントへ転職するための「志望動機書」の作り方【未経験~ファームtoファームまで】
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2015/0713/264.html
「職務経歴を話した段階で面接の合否はほぼ決まっている」職務経歴を上手に語る際の4つのポイントとは?
https://www.axc.ne.jp/ccc-speaking-of-work-experience
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今回は、まずはすべての応募書類の土台となる職務経歴書から作るのがおすすめということについてお伝えしました。
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