皆様こんにちは。
キャリアコンサルタントの福原です。
暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしですか?
前回のコラムでは、面接のポイントは事前準備にあるとお伝えしました。
本日は、面接の具体的な対策のポイント、特に職務経歴をアピールするコツを解説します。
面接では職務経歴を制限時間内に話す
面接でまず間違いなく質問されるものとして「職務経歴」が挙げられます。
皆様は、
「あなたの職務経歴を3~5分程度でお話しください」
という質問に対して回答できますか?
過去に転職活動をした経験のない方にとって、すぐに回答することはなかなか難しいと思います。
また3~5分という制限時間について考えると、
「そこまで長く話すことはない」
と考えて、言葉に詰まってしまう人も多いはずです。
「そこまで長く話すことはない」
と考えて、言葉に詰まってしまう人も多いはずです。
しかし面接では、この3~5分間に話す内容が合否を大きく左右します。
面接で職務経歴を語るポイントは全体像&行動特性
職務経歴を考えるときのポイントは以下の2つです。
①全体像を伝える
1つ目のポイントは、職務経歴の全体像を伝えることです。
前提として、面接官はあなたのことをほとんど知りません。
もちろん職務経歴書などに目を通し「自社に関心を持ってくれている」と認識してはいます。
しかしあなたの仕事を常に見てきた訳ではないため、説明の際にはわかりやすく伝えることが必要です。
具体的には、まずは社会人としてキャリアをスタートしてからこれまでの流れを説明します。
社名、所属部署、職務内容の概要、過去に転職をしている方はその点も含め、端的かつ簡潔に説明します。
面接官はあなたの論理性やコミュニケーション能力を見ています。
相手にわかりやすく伝える能力は、業界・業種問わず求められるものです。
②行動特性を伝える
キャリアの全体像を話した後は、職務内容の中で特に実績を挙げた案件について説明します。
2つ目のポイントは、あなたの「行動特性」を伝えることです。
多くの転職希望者は案件の内容をアピールするとき、
どのような状況(自身の立場や与えられたミッション)に対して
どのような実績や成果を上げたか
という点を中心にお話をする方が多い印象があります。
という点を中心にお話をする方が多い印象があります。
しかし上記の内容だけであれば、面接官は職務経歴書を読み込むことでイメージができるものです。
つまり面接官としては、職務経歴書と同じ内容を聞かされるだけでは、あなたへの関心を高めることができません。
面接官が知りたいのは、
あなたが「どのような状況の下で、どう考え、どう行動したか」
です。
転職先の新しい環境では、当然それまでとは違った状況(立場・ミッション)が与えられます。
また立場やミッションが変化すれば、必然的に実績・成果も変化します。
つまり状況や実績の説明は、面接官にとっては採用を判断する基準にはなりません。
一方であなたが「どう考え、行動したか」というプロセスは、あなた自身の個性です。
転職後も大きく変わることはありません。
転職後も大きく変わることはありません。
そのため面接官は面接を通じて、あなたの「行動特性(思考パターン・行動パターン)」を判断します。
自社の求める人物像とフィットするかを見極めているのです。
自社の求める人物像とフィットするかを見極めているのです。
面接で職務経歴を伝えるなら全体像&行動特性がポイント
プロセスを説明することで行動特性を伝えなければ、あなたは採用判断の対象外となってしまいます。
面接で職務経歴を伝えるときは、
①全体像
②行動特性
をアピールすることで、面接官に採用後に活躍できるイメージを植え付けましょう。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡ください。
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コンサルタントへ転職するための「志望動機書」の作り方【未経験~ファームtoファームまで】
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2015/0713/264.html
「職務経歴を話した段階で面接の合否はほぼ決まっている」職務経歴を上手に語る際の4つのポイントとは?
https://www.axc.ne.jp/ccc-speaking-of-work-experience
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今回は、面接で職務経歴をアピールするには、全体像と行動特性を伝えることが大切だとお伝えしました。
キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
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