こんにちは。
キャリアコンサルタントの田畑です。
転職活動の面接で「自分の理想像」「目指す将来像」について語ることを求められる場合があります。
ES(エントリーシート)にキャリアプランを書く必要もありますね。
この場合の「理想像」「将来像」は、面接から5年後、10年後の自分の姿を指します。
明確な将来像が見えていない人は、少しずつ自分の明るい将来を想像することから始めましょう。
そこで今回は、自分の理想像をイメージするためのコツを紹介します。
将来の自分の姿がハッキリ見えない人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
自分の理想像より欠点の方を語ってしまう
日本人は自分の強みよりも、
「自分に足りないこと」「自信がないこと」
など、欠点・短所・弱みに注目してしまう性質があります。
興味や関心があることに関しても、
「どうせやっても無駄だろう」
と現実主義に支配されて、行動を起こさず諦めてしまうケースも多いのではないでしょうか。
また、
- 野菜を食べないと健康になれない
- この勉強をしないと大学に合格できない
- この資格をとらないと昇進ができない
- このテレアポをしないと売上が上がらない
など「~しないと、~にならない。」といった表現が口癖になっている方も多いです。
この表現は、どちらかというとマイナス思考で、後ろ向きな印象がありますね。
自分の理想像を語るなら否定的な表現を肯定的な表現に変える
転職活動における企業との面接においても、
「自分の欠点・短所」「自信がないこと」「失敗したこと」など、
面接官が聞いてもいないのに率先して話してしまう方もいます。
謙虚で慎重な国民性が表れていますが、自分を卑下しすぎると不利な立場に追い込まれてしまう危険性があります。
特に面接はあくまで自分自身を前向きにアピールする場のため、本番までにマイナス思考を修正することが重要です。
マイナス思考を修正するには、日常的にプラス思考のマインドセットを心掛けることが大切です。
「自分の理想像」や「楽しい・良いイメージ」を明確に思い描き、そこに到達するために努力をする。
この意識を持ち続けることで、少しずつプラス思考に変化していくはずです。
前述した「~しないと、~にならない。」といった否定的な表現に関しても、
- 野菜を食べると健康で長生きできる
- この勉強をすると大学で憧れの専攻に進める
- この資格をとると自分の好きな仕事にチャレンジできる
- このテレアポをとると自分の給料が上がる
上記のように肯定的な表現に変えるだけでも、前向きな気持になり、目的意識を持って日々努力するようになります。
徐々に明るい将来像が見えてきて、「なりたい自分の姿」がイメージできるようになってくるのです。
プラス思考は自分の理想像・目標をセルフイメージするトレーニング
プラス思考で考えることは、自分の理想像・明るい将来像をセルフイメージするトレーニングとなります。
面接でも10年後を見据えた明確なキャリアビジョンを語ることができ、内定をもらいやすくなります。
またプラス思考によって自分が変われば、入社後、周囲の社員にも変化をもたらすことが可能です。
チームを率いるリーダーがポジティブなマインドを持っていれば、メンバーも前向きで積極的になれるはず。
組織全体も活性化して、プロジェクトの成功につなげることができます。
マイナス思考に陥りやすい方は、まずは自分の理想像・目標をイメージするところから始めてみてはいかがでしょうか?
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>コンサルタントへのキャリアに関する記事
コンサルタントへ転職するための「志望動機書」の作り方【未経験~ファームtoファームまで】
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2015/0713/264.html
「職務経歴を話した段階で面接の合否はほぼ決まっている」職務経歴を上手に語る際の4つのポイントとは?
https://www.axc.ne.jp/ccc-speaking-of-work-experience
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今回は、自分の理想像をイメージするためのコツについてお伝えしました。
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