皆様こんにちは。
キャリアコンサルタントの福原です。
転職活動で複数の企業に応募する場合、選考のタイミングをうまく調整する必要があります。
調整するための具体的な方法は「ペーシング」=「進捗」の統一です。
今回は、各社の進捗に合わせて転職活動を行うことの重要性についてお話しします。
志望度の低い企業からのオファーにつきまとう葛藤
まずは以下の事例をご紹介します。
ある方は志望度の低い企業から内定を獲得しました。
一方で第一志望を含む志望度の高い他企業の選考は、すべて書類選考の結果を待つ段階から進みません。
内定先へオファーを受けるか返答する猶予は2週間です。
このような場合、皆様はどのように行動しますか?
オファーを受ける場合は、第一志望を含めて、選考をすべて諦めなければいけません。
いざ内定承諾の連絡をする際、
「自分の転職すべき企業はここではないのではないか」
「他の企業と比較する必要があったのではないか」
という後悔が残ってしまうかと思います。
オファーを辞退する場合も、
「現時点での志望度は高いが、後でやはり入社したくなるのではないか」
「今後、他企業から内定をもらえるか不安」
という懸念を拭いきることは難しいでしょう。
いずれにしても悔いが残ってしまうのであれば、このような事態をなるべく避ける努力をすることが大切です。
進捗に合わせて転職活動を
転職活動で満足できる結果を得るためには、進捗管理が重要です。
スタートは各社同時に行い、その後は選考の進捗を調整しましょう。
志望度の高い企業ほど早く面接を受けて、志望度の低い企業の選考が進む間に内定が出るようにするのが理想的です。
状況によっては選考のスタート時期がズレてしまうケースもあるはず。
その場合でも、各企業の面接日程を都度調整し、進捗に合わせて活動することで対応が可能です。
「転職すべき企業はどこなのか」について本格的に考えるのは志望企業の内定を獲得したタイミングがベスト。
オファー内容をしっかり比較検討したうえで判断しましょう。
そのためにも第一志望の結果が早期に出る、もしくは各社同時期に内定が出るよう、常に進捗状況に気を配る必要があります。
支援をさせて頂いた転職希望者の方の中には、すでに他の転職エージェント経由で企業に応募されているケースも多々あります。
この場合も、進捗状況を共有して頂ければ、進捗スピードが合うよう最大限調整させて頂きますのでお気軽にご相談ください。
悔いの残らない転職活動となるよう各社の進捗に合わせて、志望度の高い企業の要望を優先しながら活動を進めていきましょう。
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>スケジュール管理や選考対策に関する記事
「面接の日程調整」候補日・時間の理想的なメールでの書き方【実例】
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今回は、各社の進捗に合わせて転職活動を行うことの重要性についてお伝えしました。
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