こんにちは。
コンサルタントの稲橋です。
コンサルティングファームでの面接では、
・職務経歴
・志望動機
・入社後にやりたいこと
など一般的な質問項目に答えるほか、「ケース面接」で課題を解く場合があります。
今回は日常的に取り組める、ケース面接の実践的な対策方法を紹介します。
ケース面接の対策は通常の面接以上にしっかり行う
戦略コンサルティングファームやポテンシャル重視での採用の場合、ケース面接が実施される可能性が高いです。
ケース面接を通じて、
・論理的思考力
・分析力
・思考のスピード
・コミュニケーション力
がチェックされます。
戦略コンサルティングファームの場合、最低4回は実施されることが多いため念頭に置いておきましょう。
通常の面接でも志望動機や将来のビジョンなどしっかりとアピールする必要がありますが、ケース面接はさらに難易度が上がります。
通常の面接以上にしっかりと準備をして、対策することが重要です。
多くの方はケース面接用の参考書を使って対策に取り組んでいますが、同じ参考書を使っていても結果に差が出る可能性があります。
ケース面接を突破する人の共通点!日頃からロジカルに思考するクセがある
これまでケース面接を受けた方を多く見てきましたが、採用される方には共通点がありました。
それは、
「日頃から物事を分析したり、問題意識を持って考えたりするクセが付いている」
ことです。
ロジカルに思考するクセが付いているか、付いていないかで、結果に大きな差が出るものです。
「日頃」というのは仕事に限らず、プライベートでも構いません。
まずはささいな身の回りの課題、問題、疑問に思ったことをメモに取りましょう。
日常生活の中にある課題を意識的に「解いてみる」ことで、ケース面接突破に必要なロジカルシンキングのクセが身に付きますよ。
次から、日常生活の中でできる具体的な対策方法について、事例を踏まえて紹介します。
日常生活の中でできるケース面接の実践的な対策方法
以前ケース面接を突破し、大手外資系のファームに転職された方がいました。
もともとはエンジニアでありコンサルタントではなかったため、業務上ではあまりケースを意識することはなかったそうです。
そのため対策として、休日に有名アパレルブランドの銀座店に行き、半日くらい時間をかけて、
・ディスプレイ
・商品の配置/配列
・お客さんの行動
などを観察しました。
「なぜこの場所にこの商品を置いているのか?」
「マネキンが外を向いているのはなぜ?」
といった分析から、
「売上をさらに上げるためには自分ならこうする」
といったアウトプットまで実践的な形で取り組んでいたのです。
実際のケース面接では、
「○○駅の売店の売り上げを2倍にするには?」
といったお題が出題される場合が多いです。
皆さんも通勤や移動の際に少し足を止めて、売店の商品の内容や利用客の行動など分析してみると実践的な対策ができますよ。
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>ケース面接に関する記事
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今回は、日常的に取り組める、ケース面接の実践的な対策方法をお伝えしました。
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