皆様こんにちは。
転職のサポートに従事する中で、面接で話すべきことと伝え方についてアドバイスをさせて頂く機会が多くあります。
今回は、コンサルタントへのキャリアチェンジを目指されている方へ、面接で話すべき内容に関するアドバイスを3つお伝えします。
①コンサルタントの志望動機は順序が重要
「なぜ、コンサルタントへの転職を希望するのか?」
この質問に対する答えを明確にすることが、内定獲得への第一歩です。
現在、事業会社にお勤めの方であれば、
●コンサルタントの支援によって自社の経営が改善し、自身も企業の課題解決支援に携わりたいと考えたため
●自社のみでなく、より幅広い業界(企業)で、経営に近い立場から業務に携わり、経営力を身に付けたいため
また、SIerにお勤めの方であれば、
●システムありきではなく、「そもそもシステムは必要か?」という段階から、クライアントのサポートをしたいため
上記の他にも、様々な考えがあるかと思います。
また、既にコンサルタントとしての経験をお持ちの方でも、
「戦略立案のみでなく、実行支援まで携わり、企業の変革に貢献したい」
という希望をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
では、皆様に質問です。
「それは、現職ではどうしても実現できないものでしょうか?」
「コンサルタント以外でも、実現できるのではないでしょうか?」
この質問の意図は、コンサルタントへの転職を否定しているわけではありません。
面接において様々な角度でコンサルタントへの志望度の高さを確認し、ミスマッチを防ぐために行われるのです。
またこの質問にうまく答えられなければ、志望企業から内定を獲得できた後で、本当に転職をすべきか迷いが生じる可能性もあります。
さらに「伝え方」にも注意が必要。
コンサルタントはサービス業です。
「●●したい!」という思いばかり主張するのではなく、
「クライアントへの貢献を通じて●●したい」などと、「貢献⇒自己実現」の順序で志望動機を伝えることが重要です。
②転職後に活かせる強みは何か
コンサルタントへのキャリアチェンジをする際には、新卒社員とは異なる「強み」(採用するメリット)を伝える必要があります。
つまり「あなたを採用する意味・価値」を伝えなければならないということです。
強みとは、言い換えれば「貢献できること」であり、これまでの経験の中でしか培われません。
経験(職務経歴)を棚卸しし、強みをアピールすることで、あなたを採用するメリットを明確に伝えましょう。
経験(職務経歴)を棚卸しし、強みをアピールすることで、あなたを採用するメリットを明確に伝えましょう。
強みの効果的な伝え方については以下の記事も参考にしてみてください。
【コンサル転職での強み・自己PRで効果的なもの】
③キャリアチェンジのために、どのような取り組みをしているか
面接でコンサルタントへのキャリアチェンジに対する熱い想いを伝えるだけでは、面接官を納得させることはできません。
そこで、
「そのために●●に取り組んでいます。」
「現職では●●を意識して業務に取り組んでいます。」
など、目的の達成のため「何を考え」「どう行動しているか」を具体的に伝えることが重要です。
コンサルタントになる意欲があり、既にあらゆる知識を身に付け、入社後は即戦力になれる人材であることを伝えるのが効果的。
「入社後に●●の勉強をする意欲があります」ではなく、
「入社後を見据えて既に●●の知識を身に付け、現職にも活用しています」とアピールしましょう。
「入社後を見据えて既に●●の知識を身に付け、現職にも活用しています」とアピールしましょう。
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>コンサルタントへのキャリアに関する記事
コンサルタントへ転職するための「志望動機書」の作り方【未経験~ファームtoファームまで】
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2015/0713/264.html
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未経験からのコンサル転職で失敗しない3つの方法 | ニーズを把握して内定確度を上げることが大切
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/consul/difficulty/0427/.html
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今回は、コンサルタント志望者向けに面接でのアピール方法に関するアドバイスを3つお伝えしました。
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