大手・ベンチャーで迷う人向けのアドバイス

こんにちは。
コンサルタントの稲橋です。
 
コンサルティングファームやSIerの中には、数千から数万人の社員が在籍する企業もあれば、数名しか在籍していない企業もあり、規模にはかなり差があるものです。

弊社でも規模が大きい企業から小さい企業まで幅広くお付き合いさせていただいております。
たまに転職希望者の方から、
「どちらに入社した方が良いですか?」
と相談されるケースもあります。
 
もちろんケースバイケースですので一概に「どちらが良い」とは言えません。
注意すべきなのは、どちらにも良い所に加えて、懸念する所がある点です。
そこから妥協点を探り、どちらを選ぶか比較検討する必要があります。

大手企業のメリット&デメリット

大手企業は組織がマトリックス構造(職能・エリアなどの複数の系列を縦横に配置した構造)になっています。
そのため担当する業務の領域が限定的になるのがデメリットですが、専門性が身に付けられる点はメリットとなります。
 
大手ならではのナレッジ(グローバル企業であれば国際的企業からのノウハウ共有など)を得られる点でもプラスとなることが多いです。
 
また、ブランド力がある点や福利厚生などの条件面が充実している点も魅力ではないでしょうか。
 
大手企業に入った場合のデメリットが気になる方は、長期的にキャリアを築く上で「業務が限定的になる」ことで不利にならないか、シミュレーションするのがおすすめです。

ベンチャー企業のメリット&デメリット

一方、ベンチャー企業のように規模が小さい組織の場合、自分が担当する業務の幅が広くなる傾向があります。
つまり、これまで経験できなかった業務にも挑戦できる可能性が高い点は大きな魅力
よりチャレンジングな環境を求める方にはかなり向いていますが、規模が小さいだけに、会社の方との人間関係がうまくいかなかった場合は職場にいるのが苦痛になりやすいです。
 
大手であれば他の部署への異動ができるかもしれませんが、そもそも部署やチームが存在していない企業であれば、対処のすべがありません。
 
そうならないためにも選考の段階、あるいは内定後に、面接官だけでなく他の社員の方との面談を設定してもらうなどの工夫が必要となります。
 
次のキャリアとしてどちらに行く方が良いのか。
その方のこれまでのキャリアや応募するタイミングから、次はどちらが良いのか判断すべきケースもあります。
 人それぞれ対処法は異なるため、お1人で悩んでいる方はぜひお気軽にご連絡いただければ幸いです。
 企業の雰囲気をつかむため、面接官以外の社員との面談を設定するなど、必要なやり取りはキャリアコンサルタントにお任せください。
 
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>コンサルタントへのキャリアに関する記事
 
「人間関係が原因で2度目の転職。どの会社でも同じでしょうか?」
https://www.axc.ne.jp/ccc-troubles-of-human-relations
 
ベンチャーに飛び込む前に「業務委託」で「試用期間」を作りリスクヘッジするという手法について
https://www.axc.ne.jp/media/change-jobs-knowhow/outsourcing
 
コンサルタントへ転職するための「志望動機書」の作り方【未経験~ファームtoファームまで】
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2015/0713/264.html
 
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今回は、大手・ベンチャーのどちらに入社すべきか迷う方に向けてアドバイスをお伝えしました。
キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。

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