こんにちは。
日々お会いする転職希望のご人材から、
「転職時期・入社時期はいつ頃がいいでしょうか?」
という質問を多くいただきます。
転職のタイミングとしては悪い時期に活動を進めてしまうと、思うような結果を得られない可能性もあるでしょう。
今回は、転職・入社のタイミングとしておすすめの時期を、求人数の増減・年齢・ボーナスの支給状況なども踏まえて解説します。
転職時期はいつがいい?求人数の増減を確認
転職活動者向けの中途採用の求人数が増えやすいのは1~3月と9月~11月です。
春は新年度に向けた組織強化、秋は退職者が出た企業などが下半期の採用活動に力を入れる時期。特に3月と9月は新体制に向けて欠員を補充する企業が多い傾向にあります。
転職のチャンスが多いため積極的に応募したい時期であるとともに、ライバルが多い分、対策は入念に行うべきタイミングです。
逆に人材が入社したばかりの4月や、夏季休暇前の7月ごろは求人数が減ります。閑散期である分、たまに求人が出た場合はライバルが少ないからこそ早期内定につながるかもしれません。
特に4月以降は早期退職者により生じた欠員を補うため、第二新卒向けの求人が増える可能性もあります。ゴールデンウィークは休暇中に準備を進めやすく、気候的にも過ごしやすいため、穴場求人を探しながら前進しやすいですよ。
転職のベストタイミングは目的から逆算して見定める
求人数が増えやすい時期は競争率が高まり、減りやすい時期は穴場の求人に応募しやすくなる。
それぞれにメリットとデメリットがあるものです。
結局のところ転職のベストタイミングも、活動には不向きな時期も、人それぞれ異なります。ライバルより抜きん出たスキルがある人は求人数が多い時期の方が内定を得やすいでしょう。スキルに自信がない人は、地道に穴場の求人を見つける姿勢も求められます。
そのため「何月までに入社して、何月までにコンサルタントとして案件を獲得する」
などと決めておき、自身の目的から逆算して活動開始の時期を見定めることがポイントです。
転職時期のベストタイミングは年齢によっても異なる
転職のベストタイミングは年齢によっても異なり、特に若手の方がチャンスに恵まれる傾向にあります。
20代の若手や第二新卒、ある程度のキャリアを重ねた30代前半の人材であれば、転職によってキャリアアップに成功する可能性が高いです。
30代後半~40代は即戦力として求められるため、スキルに不安や弱みがある場合は注意が必要です。ただし弱点を克服し、強みを磨き上げることでキャリアアップのチャンスは増えます。
まずはキャリアアップに値するスキルをしっかり身に付けていることが大切です。現在の職場で正当に評価されていない場合も落ち込まず、実力を客観的に分析しスキルのたな卸しをしましょう。
転職時期はボーナス支給直後を避けるのが無難
また大きな声では言えないものの「ボーナス(賞与)を貰ってから退職したい」という本音を抱いている人も多いでしょう。
7月や12月など、ボーナスの支給時期には在籍しておき、支給後に退職するのも1つの手ではあります。やや罪悪感を抱くかもしれませんが、今後のスキルアップをするための資金として受け取っておきましょう。
実は企業側も、ボーナス支給後のタイミングを見計らって求人を出す場合もあります。ボーナス支給前後も求人がやや増える可能性があるため、情報をチェックしておくと良いでしょう。
ただボーナスの支給直後に退職してしまうと現在の職場から、
「ボーナスを貰っておきながら仕事で責任を果たさなかった」
という悪い印象を抱かれてしまいます。
退職届を出すのはボーナス支給から最低でも数週間経過後にするのがおすすめです。その後は責任を持って引き継ぎ業務をやり遂げ、ボーナス支給から1~2ヶ月後に退職するのがベストでしょう。
入社のタイミングは内定から1ヶ月後くらいが目安
中途採用の求人を出している企業は人手不足という事情を抱えているため、
「新しい人材に少しでも早く入社してほしい」
と考えているものです。
「内定が出てから1ヶ月後くらいには入社してほしい」と考えている企業が多いでしょう。
たとえば今年の12月入社もしくは来年の1月入社を目標に活動されている方がいるとします。
ご本人は「12月にボーナスを貰ってから退職したい」と考えているかもしれません。
決して悪い考えではありませんが、なるべく12月入社を目標に活動した方が、転職先の企業には喜んでもらえる可能性が高いです。
12月に入社することで、年末のお客様回りに同行できたり、企業の忘年会にも参加し人脈を広げたりと活躍の土台を築きやすくなるのです。会社の雰囲気もつかめたところで年末年始の休暇に入ります。すると新年1月から万全の態勢でスタートできるでしょう。
もちろん応募企業の状況によって、ベストな入社時期は変化するものです。
企業によっては受け入れ体制を整えるため、
「内定を出してから2週間くらいは準備期間がほしい」
と希望することもあり、その場合は企業に合わせる必要があります。
12月入社を目標にできそうな場合は、10月ごろから進捗スピードを意識して活動するようにしましょう。ライバルの少ない時期だからこそ、穴場の優良求人が見つかるかもしれませんよ。
自分にとってのベストタイミングをスキル、年齢、職種、業界の市場状況なども含めて的確に把握したい場合は、転職エージェントにぜひご相談ください。
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コンサルファームへの転職「入社月」によるメリット・デメリット
https://www.axc.ne.jp/media/change-jobs-knowhow/whentojoinfirms
コンサルタントへ転職するための「志望動機書」の作り方【未経験~ファームtoファームまで】
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2015/0713/264.html
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今回は、転職時期・入社時期はいつがベストかについてお伝えしました。
転職時期やキャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
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