こんにちは。
コンサルタントの稲橋です。
監査法人といえば、会計業務を行うイメージが強いかもしれません。
しかし近年、監査法人の業務は多様化し、特にクライアントの事業を支援するコンサルティング業務に注力するケースが増えています。
中でも、公的機関や医療業界向けのコンサルティング業務が増加しているため、具体的な内容を見ていきましょう。
公的機関向けのコンサルティング・監査業務
大手の監査法人では、下記のようなクライアントに対するコンサルティング・監査業務が増加しています。
■対象となるクライアント
中央府省、地方自治体、独立行政法人、国公立大学法人、地方独立行政法人
■業務内容例
・公共施設マネジメントコンサルティング
・公的機関へのIT導入支援コンサルティング
・各種経営管理計画等策定コンサルティング
・地方公営企業などの経営改革コンサルティング
・業績評価(行政評価)制度の導入コンサルティング
・経営ディスクロージャー関係コンサルティング
・外部監査・会計監査
■応募資格
□公的機関向けコンサルタント
・業務内容例にあるようなコンサルティングの経験がある方
医療業界向けのコンサルティング・監査業務
■対象となるクライアント
大規模病院、介護施設などの医療機関
■業務内容例
主に大規模病院、介護施設の経営改善を対象とした、下記に関する提案活動及びサービスデリバリー
・病院における業務改善(BPR)
・事業計画策定(財務会計及び管理会計)の導入支援
・情報システムの導入支援
・人事労務制度の導入支援
■応募資格
□医療業界向けのコンサルタント
・コンサルティングファームにおいて病院経営に関係するコンサルティング経験がある方
・病院において経営管理業務又は経営改善プロジェクトなどへの従事経験がある方
・医療業界における業務改善経験のある方
・医療業界向けのシステム導入支援、運用経験のある方
※いずれも公認会計士の資格は不要です。
医療・ヘルスケアに特化した部署を設ける監査法人もあり、医療・介護分野は特に採用活動を活発化していく可能性が高いです。
今回紹介した領域のコンサルティング経験がある方や、SIerなどで公的機関、医療機関に対するシステム導入経験のある方。
何よりも監査法人にご興味のある方、「コンサルタントへのキャリアアップを目指したい」という方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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>コンサルタントへのキャリアに関する記事
コンサルタントへ転職するための「志望動機書」の作り方【未経験~ファームtoファームまで】
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リスク領域における「コンサルティング」と「リスクアドバイザリー」の違いとは?/有限責任監査法人トーマツ リスクアドバイザリー事業本部 オペレーショナルリスク・事業ユニット長 パートナー 仁木一彦さんインタビュー
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【事例】「会計系コンサルタント」特有の悩みとキャリアパス
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今回は、監査法人が募集している、公的機関や医療業界向けのコンサルティング業務についてお伝えしました。
キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
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