こんばんは。
私は「仕事でいかに手を抜くか、いかに楽するか」について日々考えています。
手を抜く工夫は良い仕事をするために、絶対に必要なことだと思っています。
仕事で手を抜くのがうまい人ほど、むしろ結果を残して活躍しやすいものです。
今回は、仕事で手を抜く工夫について、理由とポイントを解説します。
仕事でいかに手を抜くか?効率的な仕事術
仕事で手を抜くことは決して「仕事をテキトーにこなす」「手抜き仕事をする」ということではありません。
限られた時間と限られた集中力の中で、自分の持てるリソースをどこにどう効率的に配分するか、という話です。
新人の頃はすべてに全力投球し、目の前のこと1つひとつに集中せざるを得ない場合があります。常に全力投球できればそれがベストですが、30代後半となると、そうも言っていられません。
仕事に慣れてきた場合は、重要なタスクと軽いタスクの優先順位を付けて、仕事を効率化する必要が生じるのです。
全力投球すべきところと、力を抜いていくところの緩急の付け方を工夫すること。
また力を抜いていても、最大の効果を得るための工夫をすること。
生真面目で几帳面な人ほど緩急の付け方がわからず、「すべての仕事を慎重にこなして、時間がかかってしまう」という悩みを抱えやすいものです。
仕事量と作業量が多いと、それに圧倒されてストレスを感じ、余計に効率は落ちます。
そのような人は優先順位を付けて作業することで、緩急の付け方が直感的にわかるようになります。
たとえば、「重要なクライアントからのクレーム」と「上司から頼まれた社内メールの作成」であれば、前者を優先すべき。特に後者はすでに作業に慣れている場合、一文字一文字に神経を使わなくても、テンプレートで完成させられます。
まずはクレーム対応に真摯に向き合い、解決の道筋が見えてきたところで、抱えている業務の中で2番目に重要なタスクに取り掛かるのです。
手を抜くべき仕事は時間短縮のコツを押さえる
私の場合、例えば求職者様や求人企業様との面談、ミーティングのための時間は全力投球をすべき時間と考えています。転職希望者様の将来がかかっていますので、じっくり時間をかけて、ミスマッチのない転職に向けて全力でアドバイスをするのです。
一方で、求職者を探してお会いするための、転職サイトへのスカウト業務などは極小化すべき時間。
「後でやることリスト」を作成し、そこにスカウト業務の予定を記入して、ミーティングが入っていない時間帯を選んで処理しています。
とはいえ、求職者を見つけない限りは仕事になりません。
そこで、過去にお会いした方に紹介をいただいたり、長くお付き合いしている方の中から「そろそろ新境地に」というタイミングの人材を探したり。
もともとあるデータやつながりを活用するのが時間短縮のコツです。資料作成の場合も、これまでの資料から似たものを探し出して内容を真似すれば、一から作成するよりも効率化が可能です。
時間を短縮するためのコツさえ押さえれば、うまく「手を抜く」ことができます。
仕事での手の抜き方は転職活動でも活用できる
全力投球しない業務についても、それなりに成果があがらないと業績に差し支えるものです。
難しいかもしれませんが、いかに楽をして職場で評価を高めるかを考えることが、うまく手を抜くための第一歩になります。
転職活動も同じですね。いかに楽をしながら、希望の企業を見つけ入社するか。
すでに離職中であれば、全力で臨むことができるかも知れませんが、仕事をしながら進める方の場合はそうも行きません。
全力投球すべきところと、楽して済ませるところを徹底的に考えると、我々エージェントのうまい使い方も見つけられるのではないでしょうか。
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>コンサルタントへのキャリアに関する記事
コンサルタントへ転職するための「志望動機書」の作り方【未経験~ファームtoファームまで】
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2015/0713/264.html
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今回は、結果を出して楽に働くコツとして「仕事でいかに手を抜くか?」という考え方が大切であることをお伝えしました。
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