コンサルタントの仕事と必要な能力とは?
コンサルタントは、正解のない問題に対して、様々な事実と情報から答えを作り出すのが仕事、と言われています。
コンサルタントになるために必要な能力は、
- 論理的思考能力
- 課題解決能力
- 情報収集、分析能力
- プレゼンテーション能力
- 実行推進能力
などなど。
コンサルタントになるためにはどうすればよいのか? ということに関してはHow to本がたくさんありますので、そちらをご参照ください。
今回は、私の身近で活躍しているコンサルタントの方々が共通して、成果を出すために習慣として取り組んでいることをいくつかピックアップしてみました。
活躍しているコンサルタントが習慣化している3つのこと
人の時間を大切にする
コンサルタントは高い時給で仕事をしています。そのため、自分の時間に対しての成果(ROI)にとても厳しいです。それと同時に、相手から貰う時間も大切にしています。
当たり前のことですが、アポイントの際は、必ず相手より先に待ち合わせ場所について、準備ができています。とにかく先手を打ち、後手にならないようにしています。
例えば、初対面で会う人に対しては、事前に徹底的に調べ上げます。
- どんな経歴の人なのか?
- 困っていると思われることはないか?
- 我々にできることはないか?
相手としては、顔合わせ程度と考えていた面談が、想像以上に調べ上げられており、期待以上の提案もしてくれることになります。
それにより信頼感が生まれ、なおかつ時間を効率的に使うことができるため、商談をスピーディーに進めることができるのです。
納期は必ず守る
例えば、夜の21時を過ぎたあたりに急きょ、明日の朝9時までに提案書を作成して欲しいと依頼されるケースも多々あります。
こういった場合、力技で徹夜して作成することもありますが、意識の高いコンサルタントの方は、普段から仕事の優先・劣後順位付けをしてスケジュールを組み立てており、突発的な業務が入っても柔軟に対応できるように習慣化しています。
来週提出すべき資料は前週に終わらせる、明日の夜のクライアント会議の資料は本日の午前中に作成を終わらせる、といった具合です。
コンサルタントは次から次へ仕事が舞い込んでくることもあり、前倒しで仕事が進まないこともありますが、
- この業務はどのくらい期間がかかるのか?
- どのくらい重要なのか?
- 今、やるべき仕事なのか?
- 後回しにして挽回が利くか?
など、仕事に取り掛かる前に優先・劣後順位付をしっかりと考えた上で、進めることを徹底しているので、どのような状態であっても納期を守ることができます。
短期間でキャッチアップし、アウトプットする
コンサルティングの仕事は、難易度の高いプロジェクトに対して、短期間で成果を出すことが求められます。前述のとおり、仕事も次から次へ舞い込んできます。
そのため、仕事ができるコンサルタントの方に共通していることは、限られた時間をとても大切にしているということです。
職場への通勤時間や、移動の隙間時間を最大限に利用してインプットの時間に費やす、クライアントや同僚から情報を得る、家族や知人などプライベートの生活の中からも情報を得ています。
また、情報を得るだけでなく、整理をして、TPOに応じた様々なビジネスシーンで、すかさずアウトプットしています。
時間を大切にし、得られた情報を何一つ無駄にしないことを徹底することで、短期間でキャッチアップし、アウトプットすることを実現しています。
当たり前のように取り組み、徹底することの大切さ
コンサルタントは決して特別な職業ではありません。世の中に数多ある職業のひとつにすぎないと思います。
上記での述べたことを、当たり前のように取り組み、積み重ね、徹底できれば、恐らくどの業界・職種でも活躍できるのではないでしょうか。
継続する・徹底することはそう容易くはありませんが、自分の気持ち次第で今この瞬間から、誰でも取り組めることだと思います。
成果を出すビジネスマンになるために、みなさんもぜひ参考にしてみてください。
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