念願かなってコンサルティングファームへ転職。いよいよコンサルタントとしてのキャリアがスタートします。
当然ながら入社後も他の業界同様に社内競争があり、昇進の早い人・遅い人、年収が上がる人・上がらない人、パートナーまで昇進できる人・できない人がいます。
パートナーの年収は5,000万円クラスも夢ではないと言われており、コンサルであれば憧れるポジションですよね。
せっかくコンサルティングファームに入ったのなら、高い目標を掲げることで、意識を高く持って行動するようになるため、成果を出しやすくなります。まずはパートナーになり得る人の特徴を把握し、参考にしながら、プロモーションにチャレンジするのがおすすめです。
そこで今回は、あえて逆の観点から、社内で評価されないコンサルタントについて、マネージャー・シニアマネージャーに理由を聞いてみました。
評価されないコンサルタントの特徴をつかんで、自分はそうならないよう行動していきましょう。
※タイトル名は各コンサルティングファームによって異なりますが、一般的なタイトル名に統一しています。
【目次】
他の業界・職種と変わらない? コンサル業界で成功しない人とその理由
コミュニケーション
コンサルタントの場合はラインではなくプロジェクト毎にマネジメントするため、コミュニケーションの質・スピードが重要。悪い話は早めに連絡をもらえれば対応の仕様もあるので。
例えば仕事を依頼した時、納期迄に仕上げるのが難しいのであれば早めに連絡して欲しい。他のメンバーに業務を割り振る時間がありますから。
仕事ができる人は頼んだ瞬間に「納期1日伸ばしてくれ」とか言ってきますよ。
(30代前半:マネージャー)
真面目すぎる
良く言えば柔軟性、悪く言えばある種の適当さは必要だと思っています。
緻密さも必要だけど大胆さも必要ですからね。仮説を立てて70~80%くらい方向性が見えたら、エイヤッ!て感じで進んでいく。
100%の確証に持ってくのは時間が掛かるので、取り敢えず進んでみて違ったらまた最初に戻れば良いのです。真面目すぎる人は100%を追いかけて時間を使ってしまいますね。
(30代後半:シニアマネージャー)
友達がいない
考え方やスキルは優秀でも、社内で友達や仲間がいない人はコンサルタントとして伸びるイメージがないですね。
結局プロジェクトワークなので、最終的には助け合いながら、時には寄りかかりながら仕上げていくことも多いです。
得意領域が各々違ったりもするので、社内の人的ネットワーク作りもコンサルタントの重要な業務だと思っています。
(30代中頃:マネージャー)
想いがない人
「情熱や想い」がないコンサルタントは成功するイメージがないですね。言っている事・やっている事は正しいのですがクライントに響かない。情熱がないとクライントも動いてくれません。
(30代後半:シニアマネージャー)
どうすればパートナーまで上がれるのか?
次はパートナーに「どうすればパートナーになれるのか」を聞いてみました。
セールス
タイトルを上げていくためにはセールスの実績は必須。コンサルティングスキルと異なるスキルも必要なので、ここで脱落していく人も多いです。
ただ、セールスは結局「自分のサービス(コンサルティング)を買ってください」ということなので、コンサルタントして究極のスキルだと思っています。
採用面接の場で「将来コンサルタントとして自分の名前で仕事をしたい」という方が多いのですが、パートナーの仕事はまさにそれです。
(40代前半:パートナー)
運
私の場合は運が良かったのです(笑)。良いお客様(クライント)に出会って、中長期でご支援させていただいています。景気や所属組織が拡大傾向にあったことも運が良かったと思っています。
(40代中頃:パートナー)
好きかどうか
結局はこの仕事(コンサルティング)が好きかどうかだと思いますよ。タイトルが上がれば役割も増え、大変な事も多いのですが、「もっとお客様の役に立ちたい」とか「優秀なコンサルタントを育成したい」など、ベースで考えている事はシンプルだと思います。
周りを見てもコンサルタントという仕事が好きで、コンサルタントの可能性を信じている人がこのポジションに就いていると思います。
(50代前半:パートナー)
コンサルティングファームを目指す方はぜひ参考にしてみてください。特別なスキルというよりは、どの業界にも共通する部分が多いかもしれませんね。
(参考)パートナーに昇進できるマネージャーの特徴
それでは、パートナーに昇進できるマネージャーの特徴をご紹介します。
腰が低い
「謙虚な人でないとクライアントに信頼されず、重要な資料を渡してもらえないということがある」とのことです。信頼されるスキルに長けていると言えます。
連絡がまめ
スケジュール調整が上手く、マルチタスクがこなせるために成長スピードも早いのが特徴です。
外見への意識が高い
クライアントから案件を受注するためには「相手に不快な思いをさせない」ことが大切です。
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【関連記事】活躍しているコンサルタントがやっている成果を出すための習慣とは?
https://www.axc.ne.jp/ccc-habit-of-consultants
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今回は、成果の出ないコンサルタントと、パートナーまで上りつめるコンサルタントの違いをご紹介しました。
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