【目次】
「やる気ない」など苦手な面接官に当たっても安心してください、通過してますよ!
職務経歴説明の準備も万全、身だしなみもばっちり整えて面接に臨んだとしても、人と人との相性だけは当日のその場まで全く分からないもの。
苦手なタイプの面接官に当たってしまった多くの皆さんは、肩を落としながら、面接のフィードバックをしてくださいます。
「やる気のない面接官だった……私の話を聞く気がなさそうで、手応えがなかった」
等々。
しかし実は、面接官との相性と面接の結果は、案外関係ないものです。
多くの場合、企業側から通過のご連絡を頂きます。
いわゆる「嫌なタイプ」の面接官に当たってしまった場合、結果が出るまでメンタルが必要以上に落ち込んでしまうもの。
そこで今回は、皆さんからよくフィードバックで頂く苦手なタイプの面接官への対処法について書かせて頂きます。
やる気ない・無愛想・高圧的……苦手な面接官はどんな方?
皆さんからの面接のフィードバックを拝見していると、苦手な面接官のタイプは「無反応」「高圧的」「無関心」に大別されるようです。典型的なフィードバック要素をまとめると、以下のような内容になります。
苦手なタイプの面接官①無反応=淡々としすぎている
面接官の方が無愛想で、ほとんど反応がありませんでした…。こちらの回答に対して応えることなく淡々と質問を進められました。
苦手なタイプの面接官②高圧的=圧迫してくる
かなり詰められました。「志望動機に納得できない」「貴方がやりたいことはほとんど実現できないと思うよ」「うちに入ったとして何ができるのか、どう貢献できるのか」など……。
苦手なタイプの面接官③無関心=やる気がない・興味なさそう
職務経歴書を読んで頂けていなかったようです。あからさまではないものの、興味がない、面倒だという雰囲気でした。
さて、こういった場合、面接を受ける側としてはどう対処すればよいのでしょうか。
やる気ない・無愛想・興味なさそう…そんな面接官はクライアント・上司だと思おう!
残念ながら、やる気や候補者への興味を感じさせない面接官の様子からは、すでに採用者を決めている可能性がうかがえます。あくまで形式上、面接を実施しているだけのため、面接官側が意欲を失っているケースが想定でき、不採用の可能性が高いかもしれません。
しかし本当に優秀な面接官であれば、採用予定者よりもさらに良い人材がいる可能性を考慮しているものです。「面接官が自分に興味がなさそう」と感じたとしても、相手は単に疲れているだけかもしれず、チャンスはゼロではありませんので、最後までやり抜きましょう。
ポイントは、「一緒に働く人、お客様先に出す人を見極める場」という、企業側から見た時の面接の根本に思いが至るかどうか、です。
もし、今回の面接官がクライアントだったとしたら、上司だったとしたら……。提案書を説明しても無反応なクライアント、提案の実現可能性を詰める上司、提案書に目を通していない・やる気のないクライアント、皆さんも仕事の場で数多く目にしているはずです。
そして仕事の場では、その一挙一動に惑わされることなく実直に誠実に、相手に伝えたいこと・伝えるべきことを伝えているはずです。
面接を一回限りの場と捉えれば焦るのも無理からぬことですが、今後一緒に仕事をする相手を見る場だとすれば、それは新しい仕事の延長線上にある場だと考えられるはず。とするならば、対応の仕方も定まってくるのではないでしょうか。
どのタイプでも共通して皆さんが悩むのは、「どう捉え、対応すればいいかわからない」という点です。そして、それを定めることこそが面接において重要なポイントです。
この面接官の人柄は本当か演技か、といった枝葉末節に捉われることなく、“面接は何を確認する場なのか”に着目して対応すればおのずといい結果がついてくるものです。
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今回は、面接官が苦手なタイプだったときの対処法についてご紹介しました。
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