【外資自動車タイヤメーカーからのエンジニア転職事例】面接はアピールの場!

今回の記事では、外資自動車タイヤメーカーから1部上場コネクターメーカーに転職されたエンジニアの方の事例をご紹介します。

<プロフィール>
37歳 男性:外資自動車タイヤメーカー/エンジニア(年収630万円)⇒大手デバイスメーカー(年収680万円)

スタートをしてから3ヶ月、10社受けるも内定は0

Aさんはある外資自動車タイヤメーカーの子会社で計測・評価・解析方法の専門家としてタイヤの研究開発者されている方でした。非常にアカデミックな方で本当に大学の教授のような方でした。

転職の理由は、開発部門の日本撤退でやむを得ず….民間企業に就職されてわずか11ヶ月の事でした。Aさんのご意向をヒヤリングし大手電気メーカー、デバイスメーカー等を中心に幅広く展開して行くことお互いに相談しスタートを切りました。

3月末にスタートをしてから3ヶ月になろうとしているのに1社も合格に導き出す事ができません。これで10社目です。何度も面談の準備をいっしょに行い十分な準備が出来たはずなのですが・・・。

相手の言葉を的確に理解し相手からのパスを的確に返すという基本も重要

その後も企業から見送りのご連絡を頂く状況が続きました。Aさんお気持ちを察するとモット辛いはずです。この状況を打開する為に思い切って企業に提案し、私ともう1名のコンサルタントと同席をさせて頂き3名で望みました!自己紹介から始まりスタートは順調に過ぎていきました。私の目から見ても研究所のトップが彼の技術力を高く評価しております。

これはチャンス!ところがです、非常にあり難いパス何度も頂いているのに彼は全く気づいていません。

無反応なのです・・・。長い苦闘の道のりの、その原因が分かりました。

面接官:「Aさん、うちも組織なんで、これまでKさんがやってきていないところもやっていってもらう必要がありますけど、その辺は大丈夫ですよね?」(積極的に答えましょうね!ほら、練習しましたよね!「そうですね、もちろん大変だと思いますが、頑張りたいと思っています」くらい言って下さい!)

Aさん:「あー、 はぁまぁ」(アピールしてよっっ!!)

面談終了後Aさんに確認をしました。

「あまり魅力的な企業ではありませんでしたか?」

「いえ、技術領域及び環境面いずれも今までの受けた企業の中大変関心を持ちました!」

やはり気づいていないのです。企業から何度もめちゃくちゃ良いパスをもらった事を…..。その1時間後にご連絡を入れKさんも電話でアピールを行った結果3日後に 1部上場コネクターメーカーに『内定』を無事勝ち取りました。

やはり面談の中で貴方の専門性をアピールするのはもちろんのこと、相手の言葉を的確に理解し相手からのパスを的確に返えしてあげることが必要です。

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