今回は、大手製造メーカーから大手コンサルティングファームへの転職事例についてご紹介します。
<プロフィール>
20代後半 男性:大手製造メーカー(年収450万円)⇒大手コンサルティングファーム(年収550万円)
人生を預けるに足るエージェントを探して
Dさんと初めてお話させて頂いたのは昨年9月下旬の事。
「コンサルタント」「転職」のキーワードから弊社のホームページに辿り着いて問い合わせを頂いたとの事で、遠方にお住まいだった為、初回は電話にてお打合せをさせて頂きました。
現在は、愛知県に本社を構える大手製造メーカーで生産企画や業務プロセス改善 (コスト削減、在庫低減)に携わっているというDさん。
転職の理由を尋ねると、
「日本の製造業界を変えたい」
とのこと。
Dさんは自社の業務改善に携わる中で、製造業界はまだまだ改善の余地が多く残されていると日々感じ、
・自社に留まらずより多くの企業の改善に携わりたい。
・国内のみならず、海外のベストプラクティスを学び、
業界全体に貢献できる力を身につけたい。
・日本の強い製造業復活の一助となりたい。
という思いが大きくなり、キャリアの選択肢としてコンサルタントを強く意識するようになったと言うことでした。
「日本の製造業界を変える」とは大きく出たな。
と思いながらも、若さと勢い、そして純粋で熱い思いが電話越しに伝わって来ました。
話を聞くと、すでに大手のエージェントに相談したものの、
「業界の知識」「各社の情報」「提示されたキャリアパス」
などにおいて、担当コンサルタントの力量に不安を覚えた為、別のエージェントにも相談してみようと思い立ち、人生を預けるに足るエージェント(ビジネスパートナー)を探していると言います。
「試されているな……?」
そう感じた私も、説明に力が入ります。
一通り、業界全体像、各社の特徴、キャリアパスの話を終えたところで、 Dさんは満足したように口を開きました。
「今回の転職活動はすべて御社にお任せしたいと思います」
「たった2往復」の快進撃
密な打合せの結果、Dさんは6社に応募することになり、そのうち4社(66%)に書類通過。
弊社の平均書類通過率は約50%と他エージェントと比較しても驚異的な高さですが、それも上回りまずは出だし好調。
しかしほっと一息つくのも束の間。ここからが大変です。
遠方からの転職活動は容易ではありません。
一般的に企業の面接は2~4回程度、平日の日中に行われるものですが、Dさんは愛知在住。そして現職。
面接のたびに会社を抜け出し、東京を往復しなければならず、日程調整は困難を極めると思われました。
しかし蓋を開けてみると針の穴に糸を通すような、神がかり的な調整が実現!
「たった2往復」で4社全ての最終面接を終えることになります。
もちろん企業側の協力もあり、遠方からの上京ということで配慮を頂き、なんと1日で社長面接を含み4次面接まで実施して頂いた企業もあります。
Dさんは面接で快進撃を見せました。
最終的に、
大手コンサルティングファーム 1社 内定
製造業特化ブティック系ファーム 2社 内々定
事業会社(グローバル商社) 1社 内定
1つの不合格を聞くことも無く、全ての企業から前向きな返事を勝ち取り、Dさんは、第一志望であった大手コンサルティングファームに入社を決めました。
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関連記事:
コンサルファームへの転職「入社月」によるメリット・デメリット
https://www.axc.ne.jp/media/change-jobs-knowhow/whentojoinfirms
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今回は、大手製造メーカーから大手コンサルティングファームへの転職事例についてご紹介しました。キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
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