【コンサルティングファームの転職事例】パッション（情熱）で惹かれ合い書類選考後たった2日で終わった転職活動

やりがい重視。お金は後からついてくる

昨年12月。ちょうど1ヶ月くらい前のこと。
それまで大手コンサルティングファームのパートナー職のＡさんとは 人材をご紹介するという関係でした。
しかし、今回はＡさん自らが転職したいとの依頼。

コンサルティング業界を担当していると、シチュエーションを変えて、 求職者としてお付き合いが変わることはよくあることです。
Ａさんは現在所属しているファームではやりたいことをやりきったので、 新たに自分を欲してくれる環境を探して欲しいとのこと。
自分をリセットしたいのでしょうね。

但しパートナー職ですので、かなりの金額を貰っております。
荒木田：「Ａさん、年収かなり貰っているじゃないですか。
　　　　　どれだけ年収にはこだわりあるのですか」
Ａさん：「いや、全くこだわりは無いのです。800万あればいいですよ」

800万は皆さんから見て、立派な金額だと思いますが、Ａさんはそれなりの立場の方。
確定申告しているような方ですから、「800万円でいいですよ」とは驚き。

しかし、何度聞いてもそれは本音だそうです。
「お金よりも自分をどれだけ欲してくれるのか、自分とその会社が合うか」を重要視したいとのことでした。

やりがい重視。お金は後からついてくる。
そんな古き良き日本人が持っている志みたいな情熱を持っているＡさんに 改めて私も惹かれました。

キーワードはパッション（情熱）

さて、私は考えました。
Ａさんは、パッション（情熱）を大切にしている人です。
私のお付き合いしている企業の中で、パッションを大切にしているコンサルティングファーム……。

あっ、あった。
あの会社、というかあの社長さんとは合う筈だ！

現在30名ほどの規模のコンサルティングファーム・Ｚ社。
社長さんが激しくパッション系。

私自身もＺ社の社長さんとは懇意にしており、早速ＡさんにＺ社をご提案。
Ａさん：「荒木田さんがそこまでおっしゃってくれるのであれば、是非社長さんとお会いしたいですね」
ＡさんにＺ社に打診する正式な依頼を貰い、今度はすぐにＺ社の社長さんに電話。
荒木田：「社長さんに是非お会いいただきたいコンサルタントがおります。
　　　　　ご経験領域も合っているのですが、それ以上に人物的に合致しております。
　　　　　キャリアコンサルタント荒木田が絶対の自信を持ってご推薦します」

出会うべき運命

早速Ｚ社の社長に、Ａさんの職務経歴書をメールするとすぐに私に電話が。
Ｚ社社長：「荒木田さん、このＡさん、絶対にウチに合うよ。
　　　　　　この案件を絶対にモノにしたい。
　　　　　　仕事をキャンセルしてでもすぐに会う場をセッティングして欲しい」
まだお会いしていないのに、職務経歴書を見た時点で、事実上の内定（笑）。
社長さん曰く、職務経歴書から滲みに出るモノが違うそうでした。

早速2日後に弊社オフィス内で面接が行われました。
ＡさんとＺ社の社長さん、約3時間。
面接終了後、Ａさん。
「荒木田さん、Ｚ社と社長さんとのめぐり合いの機会を頂きまして本当に感謝です。社長さんがどう思っているか分かりませんが、私は早くＺ社に入社したい」
面接終了後、Ｚ社社長。
「すぐに内定を出したい。今からCFOに電話するので、ちょっと待って。
　この案件は絶対に壊さないようにしてくださいね、荒木田さん」
と別室に篭って、Ｚ社のCFOと金額の相談を開始。
当日中にはオファー発行。
お互い惹かれあっており、出会うべき運命だったと思えるほどのスピード決着でした。

今後の飛躍

現在、Ａさんは退職活動を終えて入社の準備をしております。
既にＺ社の社内ミーティングに参加しており、これから経営理念の見直しなどに 一緒に関わるそうです。
経営理念の見直しに入社前の人が関わるなんてそうないことです。

本当にＡさんと社長さんはベストマッチのようですね。
いわゆる、肌合いが合うのでしょう。
正式に入社した後の、Ｚ社の今後の飛躍が楽しみです！

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今回は、コンサルティングファームの方の転職事例についてご紹介しました。キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。