【コンサルティングファームの転職事例】IT側の波、退職活動の波、ビジネスコンサルへの転職は数々の波を乗り越えて

今回は、コンサルティングファームの方の転職事例についてご紹介します。

<プロフィール>
30代前半 男性:コンサルティングファーム/ITコンサル(年収750万円)⇒コンサルティングファーム/ビジネスコンサル(年収750万円)

「ITどっぷり」からビジネス側へ

Nさんと初めてお話ししたのは、昨年の6月頃です。
大手コンサルファームにて、米国の案件にアサインされていたこともあり、最初はスカイプにて面談を行いました。

小川:「Nさんはどの様なことを志望されて転職を開始されたのですか?」
Nさん:「今はITにどっぷりなので、よりビジネス寄りのコンサルをしていきたいです」
小川:「具体的にはどのようなことをしていきたいのですか?」
Nさん:「強みをもっている財務・会計領域のコンサルをしていきたいです。
     帰国と同時に始めていきたいと思っています」

Nさんの帰国は1ヶ月後でしたので、書類を先に出して、帰国と同時に面接を設定できるように調整していきました。
お人柄も良く、経験もグローバル(英語)・IT・財務会計と強みを持っていらっしゃったので書類は1つも落ちることなく全て通過しました。

IT側の波

ここまでは、パーフェクトに通過してきたNさん。
しかし、企業としてはやはり案件がとれているIT側で採用を行いたいという意向が強かったのです。

書類は通過するのですが、IT寄りでとプッシュしてくる企業様が多数ありました。
その中で、よりビジネス側の企業2社(B社、C社)+IT側1社(D社)に絞り選考を進めたNさん。

ビジネス側の面接では、領域が違うので当然厳しく見られてきます。
また、コンサルとしての地頭力も見られてきます。
やはりIT側だったので、業務知識として財務会計があるといっても専門的に深い知識があるかというと若干弱さがありました。
B社は一次面接でNG。
C社も、一次面接からコンサルとしての力が……というフィードバックを頂きました。

逆にIT側のD社からは絶賛の声。
しかも、企業側の忙しさもあり、選考は中々進まないという精神的にもきつい中、Nさんは地道に頑張っていきました。
選考は書類を提出してから4ヶ月に及びました。

そんな中、Nさんの努力とグローバル経験がマッチしていたこともありビジネス側のC社から無事内定を頂きました。
D社は言わずもがなです。

退職活動の波

企業選定に迷いはありませんでした。
最初からビジネス側という軸を持っていたNさんは、C社への入社を決め退職活動へと入っていきます。

しかし、ここでも一苦労が……。
現職でのプロジェクトで、Nさんのポジションができる人がいないとのことで強い引き止めに合ってしまったのです。
退職の相談をしようとしても、話す時間すら避けられるような始末。
長い転職活動を経て、せっかく希望の企業から内定がでたのにもう一悶着です。

しかし、ここでも挫けないNさん。
直属の上司が話を聞いてくれないとのことで、グループのトップに直接話しをつけに行き、無事退職を受理されました。

数々の波を乗り越えて

半年に及ぶ長期の転職活動で、何度も苦難がありましたが最後まで諦めず地道に努力をしてきたNさん。
ビジネス側のコンサルタントとしても着実に成果を出していくことと思います!!
今後のご活躍を期待しております!

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今回は、コンサルティングファームの方の転職事例についてご紹介しました。キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。


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