今回は、WEB系業界からモバイル系自社開発エンジニアへの転職事例についてご紹介します。
<プロフィール>
20代後半 男性:WEB系業界/モバイル向けアプリ開発・システムエンジニア(年収500万円)⇒モバイル系自社開発/システムエンジニア(年収580万円)
転職先ターゲットの決定
エンジニアとしてスキルを磨いてきたBさんは、条件のUPを希望していましたが、より深くお話を聞いてみると1社目、2社目と正当な評価をしてもらえていないことへの不満が大きいことが判明。
自分の実力不足とはとても思えない評価から、かなりフラストレーションが溜まっている様子でした。
ただ、現職への不満だけではたとえ転職に成功しても同じような思いをするかもしれないリスクを説明し、もう1つの転職理由、すなわち次のステップで何を実現したいかという点について考えて頂きました。
大学時代に遡ってお話を伺うと、オリジナルでモバイルアプリを作りリリースしたご経験をお持ちでした。
実は、Bさんは自分で作ったものを市場に売り出していきたいという希望をかねてから持っていたそうで、次のステップは自社開発を行っているモバイル系企業ということでターゲットが決まりました。
面接対策
20代で次が3社目はハンデまでとは言いませんが、書類選考を通らない可能性もなきにしもあらずです。
そこで、志望する企業に優先順位をつけて、上位3つには志望動機をつけて頂くようにお願いしました。
多少時間はかかりますが、企業側は通年採用がほとんどですので、その点ではあまり関係なく、まずは書類通過を目指しました。
見事に面接のステップへと進んだBさんが次に行ったのは入念な面接対策です。
志望動機、自身の強みはもちろんのこと、どのような点で貢献できるかについてもしっかりと整理しました。
また、若干話が冗長的になる傾向があるため、出来るだけ端的にかつ分かりやすくまとめるように対策を行いました。
最後は原点に立ち返って
第二志望としていた某モバイルコンテンツ会社で無事に内定が出て、ほっとしたのも束の間、第一志望のWEB系企業からも無事に内定を頂きました。通常ですと、第一志望の企業をすんなりと選ぶところですが、面接を通じて第二志望の企業の優先度が高くなっていたBさんはかなり悩まれました。
ここで最初に立ち返り、なぜ転職をしようと思ったのかを改めて見つめ直して頂きました。
待遇や評価への不満はきっかけでありましたが、一番の想いとしては自社開発に携わり、長く働くということでした。
そもそもWEB系企業を第一志望にした理由は年収UP+自社開発という理由からであり、一方で優先度が高くなってきたモバイルコンテンツ系企業は面接を通して現場の方とも多く会い、一緒に働いていきたいと思えた会社でした。
年収は現状維持にはなるものの、将来のキャリアパスや長期的に働ける職場であるということから、最後は気持ちよく第二志望のモバイルコンテンツ系企業に入社を決められました。
短期的な収入UPではなく長期的にキャリアを形成していける企業をしっかり選んだ結果、入社後も比較的早いスピードでプロモーションされ、年収も結果としてUP!!
人材、企業双方にとってHappyな転職となりました。
==============
関連記事:
「戦略ファームの役員になれる」ITコンサル、「システム屋で終わる」ITコンサル
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/itconsultantst
==============
今回は、WEB系業界からモバイル系自社開発エンジニアへの転職事例についてご紹介しました。キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
アクシスの求人のうち、
約77%は非公開。
平均サポート期間は3年です。
各ファームのパートナー、事業会社のCxOに定期的にご来社いただき、新組織立ち上げ等の情報交換を行なっています。中長期でのキャリアを含め、ぜひご相談ください。