武器は営業マンとしての実績のみ、コンサル未経験から勝ち取った渾身の内定

コンサルティング業界への諦めきれない想い

Ｂさんはコンサルティングファームに特化したエージェントを中心にまわっているという金融業の営業マン。現在の転職活動状況をお伺いすると、複数のエージェントを回るも、『君のキャリアではコンサルタントは難しい。コンサルタントは無理だよ。』などと一蹴され、ろくに案件も紹介してもらえなかったと悔しそうに語られました。そしてＢさんはコンサルタントへの諦めきれない想いを話して下さいました。

ポテンシャル採用に賭けて

ＳＥや企画職などの専門職に比べて、営業からコンサルタントへのキャリアチェンジは狭き門。。。外資系のコンサルティングファームともなると、さらに学歴というハードルも立ちはだかります。確かに本来であれば、Ｂさんの希望を叶える事は限りなく難しいこと。。。それは本人にも事実を伝えざるを得ませんでした。
しかし、このタイミングだからこそ、１つだけ試す価値がある求人がありました。それは、某外資系コンサルティングファームが実施していた第二新卒採用枠の求人です。
『ＩＴ及び専門性無し』
『学歴の不利』
『武器は営業マンとしての実績のみ』
上記のアドバンテージ（不利）を跳ね返しコンサルタントに転じるには、もはや未験者まで採用の間口を広げる、いわゆるポテンシャル採用に賭けるしかありませでした。

２つの障壁から始まった戦い

応募先の選定後、さらに応募段階でも２つの障壁がありました。
１．年齢の壁
Ｂさんは社会人経験４年目。
第二新卒は一般的にはキャリア３年未満を指すため、既に年齢をオーバーしていました。我々エージェントの強力なプッシュで、この年齢１歳を大目にみてもらう必要がありました。これはファームと信頼関係を築いているエージェントを通じての応募だからこそできることです。
２．募集期限
Ｂさんとの打合せをした当日から、なんと応募締め切りは２日後。志望動機書の提出を必須としており、完成度の高い書類を急ピッチで仕上げる必要がありました。私は、可能性はあくまで可能性。現状では、細い糸が垂れているに過ぎないことをＢさんに伝えました。『どんな小さな可能性でも全力を掛けてみたい』ここから、Ｂさんの戦いが始まります。

蓋を開けてみれば・・・

第一のハードルである書類選考を無事突破したＢさん。次なるハードルはＷＥＢ適性テストです。ここで半分がふるい落とされるわけですが、ご存知のとおり、適性テストは『経験』と『慣れ』による要素も大きいもの。
事前の対策と練習量がものをいいますが、Ｂさんがテストまでに取り組んだ対策本、想定問題集はなんと５冊。やり過ぎといっても過言ではないこの量を、１週間のうち、４日は地方出張でホテル暮らしというタイトな現職の業務の合間を縫ってやってのけたのです。
満点を目指したというＢさん。自己採点では９割程度のできだったと言いますが、結果はもちろん合格！
続いてのグループディスカッション。明確な対策が存在するわけではありませんが、Ｂさんは新卒学生の就職活動日記で参考になりそうな資料を読み漁り、あらゆる事例を想定して、対策を練ります。戦略ファームではないため、ケーススタディが出る可能性は現実的には低い。ただし出題される可能性はゼロではない。そうお伝えすると、ここでも、Ｂさんは準備の手を決して緩めません。
フェルミ推定も含めて、ケース対策本についても４冊読破したと言います。蓋を開けてみると、Ｂさんはグループディスカッションをトップクラスの高い評価で通過します。後から計算してみたところ、グループディスカッションでの倍率は４～５倍程度だったと思われます。

努力でしか埋められないもの

その後の面接でも快進撃は続き、とうとうＢさんは内定を勝ち取ります。今回の第二新卒枠、数十名の応募者の中で、何と第一号の内定だといいます。始まりは本当に細い糸だったのです。Ｂさんは類まれなる努力と周到な準備で、その細い糸を見事に手繰り寄せたのでした。未経験しかもコンサルティングファームで歓迎される経歴ではなく努力で埋められないものも多くあるが、努力でしか埋められるものもある。私はＢさんにはそれを教えて頂いた気がします。

Bさんから転職活動を振り返っての感想

「営業の経験しかないので、コンサルティングファームへの転職は厳しいものだというのは理解しましたが最後まで諦めずにできる限りのことをした結果が出たのだと思います。ただこれが自分一人でできたかというとそれは絶対無理でした。アクシスコンサルティングのキャリアコンサルタントの方はまず自分でも応募することができる求人を見つけ出してくれ、コンサルティングファームの面接や試験の傾向についても詳しく教えてくれました。」と嬉しいお言葉を頂きました。未経験だから、業務経験があっていないから、と諦めずまずは一度ご相談ください。

未経験、第二新卒向けにこんな求人があります

グローバルで30万人超の社員を擁するコンサルティングファームで第二新卒を募集

• 長期的かつ俯瞰的に組織や将来を見通し、多角的なデータ分析を通じて企業の経営課題を的確に捉え、最適な解決策を導き出すことで企業のビジネスイノベーションを実現
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全世界に複数のトレーニングセンターを有するなと研修制度も充実しています。

業界内で注目の新興コンサルティングファーム

• BCG社やマッキンゼー社、アクセンチュア社など名だたるファームからの参画者が後を絶たない
• 特定の業界、製品に偏ることなく、上流の戦略策定フェーズから、ＳＩ、運用まで幅広くサービスを行っている

若手の方によると優秀なコンサルタントが他の大手コンサルファームから入社してくるので、すごく良い勉強ができる環境があるそうです。

他にも、未経験、第二新卒でも応募できるコンサル求人はありますので、お気軽に無料の転職支援サービスにエントリーください。

関連記事：未経験からコンサル業界への転職について

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今回はコンサル未経験からの転職事例をご紹介しました。

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