【”ヘッドハンティング”でのコンサルタント転職成功事例】声をかけられた”理由”や”面接内容”に迫る

36歳 男性

大手外資系コンサルティングファーム(950万円)⇒日系コンサルティングファーム(1,100万円)

ヘッドハンティングは意外な会社から

私がNさんと初めて出会ったのは、今から約4年程前でした。初対面のNさんはとても物腰が柔らかく、落ち着いた雰囲気を持っていて懇切丁寧にお話しをされる、紳士な方でした。

Nさんは、大学卒業後、大手外資系コンサルティングファームにて主に製造・流通業界の企業向けに会計コンサルタントとしてキャリアを積み、当時マネージャーとして活躍されていました。

その当時のNさんは、転職に対してすごく積極的というよりも、自分の市場価値や、転職マーケットがどのように動いているのかなど、情報収集している段階でした。ですので私は、初めてNさんとお会いしてから今まで、定期的に情報共有をしてお付き合いを重ねてきました。

先日、そんなNさんと久しぶりにお会いすることになりました。

田畑:
『Nさん、お久しぶりです!お元気でしたか?』

Nさん:
『お久しぶりです。何とか忙しくやっております。田畑さんもお元気そうですね』

田畑:
『ありがとうございます。景気の底も抜けて何とか生き残ることが出来ました(笑)。』

Nさんとお会いした背景としては、とある日系のコンサルティングファームからのヘッドハンティングの依頼があったためでした。

同社は10年ほど前に立ち上がったコンサルティングファームで、戦略からIT系と幅広いコンサルティング事業を手がけており、更なる事業拡大を目指して優秀なコンサルタントの採用に力を入れていました。

田畑:
『本日お会いした理由としましては、弊社とお付き合いしているコンサルティングファームから、是非Nさんとご面談の設定をして頂きたいとの依頼を受け、私が代理にお話しをしにきました。いわゆるヘッドハンティングです。』

Nさん:
『そうなんですね。私も偉くなったもんですネェ(笑)』

田畑:
『そうなんです。偉くなられたんです(笑)。それで、今回ご依頼があった企業は日系コンサルティングファームの<T社>からです。』

Nさん:
『へぇ、T社からなんですね。』

田畑:
『T社のことはご存知ですか?』

Nさん:
『はい、名前くらいは。おそらく弊社からも転職している人間もいると思いますね。』

田畑:
『はい、今回はNさんのことをご存知の方から、Nさんには是非T社の力になって欲しい、ということでお話しを頂きました。』

Nさん:
『そうなんですねぇ。少し意外でした。』

田畑:
『と、言いますと?』

Nさん:
『もう少し一般的な企業から声が掛かるかと思ったんですけど、まだこれからのベンチャー系のT社から声が掛かったのは意外でしたね。』

田畑:
『メジャーな企業ですと、Nさんの会社出身の方も多いですし、声が掛かることも普通にありますしね。ただ、そういった出来上がった会社ではないT社でこれから一緒に会社を作っていくステージに会社の中核メンバーとして参画するのも面白いんじゃないですかね?』

Nさん:
『確かにそうですね(笑)。T社がどういった会社なのか、漠然としか知りませんので、一度お会いして話しを聞くのは良いですよ。』

ヘッドハンティング転職の流れ、カジュアル面談を複数回こなし内定を獲得

早速私は、NさんとT社との面談を設定しました。そして、面談後、Nさんとお電話でお話ししました。

田畑:
『Nさん、ご面談お疲れ様でした。ご印象は如何でしたか?』

Nさん:
『ご面談設定ありがとうございました。いやぁ、予想以上に印象良かったです!』

田畑:
『そうですか!どの辺りが良い印象でしたか?』

Nさん:
『実は面談前はT社に対して、そこまでポジティブな印象では無かったんですよね。T社は若くて勢いがある会社だけれども、現職のコンサルタントの質や仕事の幅・質などを総合的に比較すると、現職との優位性はあまり感じていなかったんです。』

田畑:
『なるほど。』

Nさん:
『しかし、昨日の面談後の同社への印象はガラリと変わりました。外資系の戦略・業務コンサルタント、戦略ファームのマネージャークラスから入社実績も多く、ITだけでなく、戦略・業務コンサル案件も豊富に受注していることに驚きました。また、面談したコンサルタントの方は優秀なだけでなく、これから会社を大きくしていくんだ、この業界で一番を目指すんだ、という熱い思いで意思統一されていたのにも魅力を感じました。面談前のイメージは、払拭されました。』

田畑:
『私としても、ご面談を設定した甲斐がありました。先方のコンサルタントや、役員の方などともお会いしてみますか?』

Nさん:
『そうですね。お願いします。今、ちょうど仕事の方も区切れで、動きやすいタイミングではありますので、是非、お話しを進めていただければと思います。』

その後、NさんとT社とで数回面談を設定しました。面談の回数とともに、Nさん、T社、双方の印象が上がっていきました。

そして、最終的にT社から正式なオファー条件が提示されました。提示されたオファーも現職の年収を上回る魅力的な内容であった為、NさんはT社への入社を決意されました。

田畑:
『Nさん、このたびはおめでとうございました!とんとん拍子で進みましたね!』

Nさん:
『いやぁ、こちらこそ、ありがとうございます。このようなタイミング、このような形で田畑さんからお声がけを頂けてなかったら、T社に転職することはなかったと思います。本当に転職というのは縁とタイミングなんですね。』

NさんはT社に入社後、コンサルタントの仕事だけでなく、会社の幹部候補として経営企画や採用活動などにも積極的に携り、早くもT社の会社案内に掲載されるほど、ご活躍しています。

参考コラム:

面接と何が違う?「カジュアル面談」とは。【メリット・服装・内容まで】

事実上、カジュアル面談は存在しない?

担当キャリアコンサルタントより一言

今回の様なお話しは、転職活動の素晴らしい成功事例に見えますが、どなたにものような機会はご自身気づかないだけで、結構あるのでは無いかと思います。

企業とは、外から見る印象と、実際社員の方の話を聞くことで、良い意味で印象が大きく変わることがあります。受けようかどうか迷っている方は、まずは動いて、自分の目・耳・肌で感じてみてはいかがでしょうか?

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今回は、【”ヘッドハンティング”でのコンサルタント転職成功事例】をご紹介しました。

キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。


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