今回は大手SIerからベンチャー系コンサルティングファームへの転職事例についてご紹介します。
<プロフィール>
20代後半 女性:大手SIer(年収520万円)⇒ベンチャー系コンサルティングファーム(年収530万円)
Mさんとの出会い
Mさんと初めてお会いしたのは、昨年の6月頃のことです。
我々からお声がけさせて頂きお会い致しました。
当時27歳だったMさん。
ご経歴は、新卒入社でエンジニアとしてERPパッケージの導入をされておりました。新卒採用ページの代表に選ばれるなど評価を得ている優秀な方でした。
しかし、その時面談にいらしたのも興味本位程度の様子ですぐに転職ということは考えていらっしゃいませんでした。
もちろん、我々も無理に転職させようという気は全くありません。
たまに求人をお送りするなどしてコンタクトを取り、1年程経ったある日。
Mさんより本格的に転職を始めると連絡をいただきました。
大手かベンチャーか
転職を始めようと思ったきっかけは、現職の業務内容。
保守業務がメインとなり、ご自身の志向するスキルを身につけにくくなったことがきっかけでした。
Mさんは、初めからこの転職での軸がしっかりと決まっておりました。
・成長できる環境(任せてくれる環境)
・開発経験も活かしつつ、上流を経験できること。
面接では、上記の想いをベースに話を組み立てトントン拍子に内定を勝ち取って行きました。
最終的には大手コンサルティングファーム2社とベンチャー系コンサルティングファーム2社から内定をもらうことができました。
そうなると当然悩みが生じてきます……。
最終決定は想いを貫いて
そうです、大手に行くべきか、ベンチャーに行くべきか……です。
年収ベースでは、4社ともそれ程差はありませんでした。
当然安定度で言えば、大手ファームです。
メリット、デメリットは両方にあります。
そんな中、Mさんにお会いし、お話しをしました。
想いを整理し、今までのケースも振り返り、お渡し出来る情報は全てお渡ししました。
しかし、どんなに我々と話しても最終的に決断するのはご本人です。
そしてMさんは、ベンチャー系コンサルティングファームへの入社を決断されました。
業界に特化したコンサルを行うことで、専門性が身につきベンチャーであることから何でも自分でしなければならない。
当初の転職の軸に立ち返り、心を決めたそうです。
最初から最後まで、想いを貫いた転職活動だったかと思います。
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今回は、大手SIerからベンチャー系コンサルティングファームの転職事例についてご紹介しました。キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
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