【エンジニア転職事例】「天下り体質」からの脱却を目指し「実力主義」のコンサルティングファームへ

現職の天下り体質にキャリアの限界を感じて転職を決意

Uさんとお会いしたのは、冬でした。Uさんは大手企業のユーザー系システム会社の課長さんでした。Uさんは会社ではトップクラスの成績を残し、100億規模のプロジェクトマネージメントを幾つも任されるなど、とても優秀な方でした。

ただ、ユーザー企業でありがちな『問題』で、これ以上の出世が見込めない状況でした。Uさん『自分で言うのもなんですが、私はお客さんからの評価は高いんですよ。でも、今の会社で、これ以上の出世は見込めないんです。』

二木『どうしてですか？』

Uさん『今の部長以上の役職は、全員、親会社からの天下りなんですよ。今までは、実績を出せば何とかなるかなと思っていたのですが。。。』

Uさんは自社で出世できる限界に来ていました。そこでUさんは転職を考え始めたのです。

コンサルティングファームからの高評価

Uさんの希望は、同じようなユーザー系システム会社、ユーザー企業のシステム部門、コンサルティングファームの何れかでした。私は、Uさんの実績、論理的な思考力や説得力のある会話力から、コンサルティングファームが向いていると思い数社提案しました。

Uさんは学歴が決して高くは無かった為、最初は書類選考で苦労しましたが、面接に入ると、Uさんの論理的思考力や説得力などが光りとトントン拍子で進みました。

1次面接終了後・・・高評価
2次面接終了後・・・採用方向で考えたい
3次面接中・・・・・・・採用します！との告知あり

コンサルティングファームの評価としては『大規模マネージメントの経験が豊富で、必要としている業界・業務知識に精通し、人物面も良い』というものでとても高い評価でした。

「実力主義の会社で働きたい」という思いから、ユーザー系企業を断り、コンサルティングファームの内定を受諾

最初、Uさんの気持ちは、コンサルティング会社よりユーザー系企業の方に興味がありましたが、コンサルティングファームからUさんへ熱いラブコールが続き、気が付けばUさんの気持ちはコンサルティングファームへ移っていました。

Uさんはオファーレターを手にした瞬間に『コンサルティングファームへ入社します！』と決断しました。

Uさんに決め手を聞いてみると『コンサルティングファームが実力主義であること。』

詳しく聞いてみると『今の会社では成果を出してもこれ以上出世できないですが、コンサルティングファームでは成果がそのまま自分の評価に直結するでしょ。そうゆう会社で働きたいんです。』という事でした。

Uさんは、転職活動を通して、現職のストレスを解決する事ができる環境を手に入れることが出来ました。

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今回の記事では、大手SIer企業にてご活躍も、企業の天下り体質にキャリアの限界を感じ、実力主義の環境を求め、コンサルティングファームへ転職された方の事例をご紹介しました。

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