今回の記事では、一度も日本での就労経験のない外国人の日本企業への転職活動についてご紹介します。
<プロフィール>
30代後半 男性:IT業界/エンジニア(年収650万円)⇒Web系業界/エンジニア(年収650万円)
日本での就労は前途多難
大学を卒業して以来、複数の企業や個人事業を経て、エンジニアとして様々なスキルを磨いていらっしゃったH氏。奥様と知り合い、ご結婚してから幾度か日本に来たことはあったようですが、就労のご経験はありませんでした。
日本が大好きなH氏は、一度でいいから日本で働いてみたいという夢をずっと持ち続けてきたのですが、いくつかのエージェントや個人でも応募してみても、なかなか上手くいきませんでした。
転職のポイントは企業の受け入れ体制と、語学力
今回の転職ポイントは、一度も日本での就労経験のない外国人を受け入れる環境が企業側にあるのかどうか、と日本語でのコミュニケーションがまだ未熟なため、語学力を企業側がどう評価するか、そして海外在住のため面接の方法についてSkypeなどの使用が可能かどうか、でした。
通訳をつけて下さりスムーズにインタビューが進行
まず、海外の方も働いていて環境的になじみやすく、且つご経験が活かせる企業をピックアップ。ご年齢的にもギリギリのラインだったので、年齢についても比較的、間口の広い企業をセレクトし紹介しました。
H氏の目的は日本での就労だったため、あまり企業規模や業務内容にこだわりはなく、ご自身の経験が活かせればまずは何にでもチャレンジしてみたいという志向の持ち主でした。
ただ、非常に前向きであっても、やはり年齢や転職回数を理由に書類選考でお見送りになる場合が多く、面接のステップに進んでも日本語能力の点で、落ちてしまうケースが続きました。
しかし、その中で、ある1社から面接に依頼があり、Skypeでの面接をしたところ、通訳をつけて下さり非常にスムーズにインタビューができたとのこと。ご本人も非常にポジティブだったため、その1社に絞って活動を進めていきました。
Visaの取得に関しては全面的なサポートを約束して頂く
最終的に見事、その1社からオファーを獲得しました。提示条件も希望通りの現職をキープでき、ご本人も満足した内容でした。あとはVisaの問題を残すのみです。
今回の企業様では複数名の外国籍の方が勤めており、Visaの取得に関しては全面的なサポートを約束して頂きました。ご本人も不安もある中、こうした企業の姿勢は非常に心強いものがあります。こうして、無事にVisaもおり、あとは日本への移住を残すのみとなりました。
まだ本格的な日本での生活や就労はスタートしていませんが、せっかく叶えた夢をさらに素晴らしいものへと進化・変化させていって欲しいと思いました。
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今回の記事では、一度も日本での就労経験のない外国人の日本企業への転職活動についてご紹介しました。
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