今回の記事では、中堅SIerから大手SIerへ転職されたエンジニアの方の事例についてご紹介します。
※本人にご執筆いただいたレポートです。
<プロフィール>
30代前半 男性:中堅SIer/SE(年収650万円)⇒大手SIer/シニアSE(年収700万円)
「日本で上流工程とリーダーの仕事にチャレンジして優秀なシステムエンジニアになりたい」
■転職の背景・理由について
中国で働いていた時に、システムエンジニアとしての教育を受け、システム開発の技術職と管理職に従事して参りましたが、日本での約2年間のIT経験で、オフショアPJ管理と企業のSCPソリューションズ導入実施を身につけることが出来ました。
日本でもっと上流工程とリーダーの仕事にチャレンジして優秀なシステムエンジニアになりたい。そして中国と日本の間に架け橋として腰を据えて働き続けることを望んで転職を決意しました。
■応募企業の選定にあたって
アクシスコンサルティング社の劉さんより新規A社求人案件をご紹介して頂きました。大手SIerであり、かつ「上流設計」、「グローバル」など自分がこだわりのキーワードがどんどん目に飛び込んできて早速、履歴書・経歴書を準備してA社に応募したいという旨を伝えました。
周到な事前準備で選考はトントン拍子
■職務経歴書の準備
大手SIerであるA社は書類選考がかなり厳しいため、書類選考で半分以上落ちるということを知り、劉さんに二回ぐらい面談をして頂き、「自分の強さどのように相手にアピールしたらよいか自分の弱みをマイナスイメージを与えないようにどのように相手に伝えたらよいか」といった様々なアドバイスを受けました。
後はチェックと修正を何度も繰り返して、本当に劉さんのおかげで今までの人生の中で一番完成度の高いともいえる履歴書を堂々と完成することが出来ました。いざA社へエントリーして、一週間後、書類選考合格の通知が届きました。
■面接対策
面接の日程がすぐに決定し、自分の中でも本気で戦うムードが出てきました。面接前にいろいろな情報を劉さんから聞いており、二度のリハーサルをしてから自信満々で面接に臨みました。
1.転職理由は明確に伝えること。
2.自分の強さを適切にアピールし、A社にどんな貢献ができるかを伝えること。
3.前向きでポジティブな姿勢を見せること。
上記三点を中心にアピールして相手の質問に柔軟に回答するとこで面接の一時間後にA社から合格という連絡をいただきました。
念願の内定書
■転職-中盤(面接)
次の役員面接に備えてデリケートな質問(年収など、帰国)に対してどのように適切に回答したらいいか劉さんと一緒に対策を立てていたので、実際の面接の場では厳しい質問されても緊張せずに対応できました。このため無事に通過しました。
■転職活動-後半
最終面接から一週間後、待ちに待った念願の内定書を貰いました。大変うれしかったです。今後は、高いモチベーションのまま上流システム設計との道で大きな発展を遂げて行きたいと考えております。
転職活動に大切な3つの行動
今から転職活動を振り返ってみれば、劉さんからの的確なアドバイスにより自分の強みと弱みおよび面接ポイントを事前に準備できたお陰で、自分でもびっくりするぐらいのペース(面接後3日)で内定連絡を頂けたと思います。本当に心から感謝致します。
そして以下の「自分を知る」「目標を決める」「自分を磨く」の3つの行動を常にリフレクションする意識を持つことで転職活動の質を上げ、成功することができました。
1.「自分を知る」
自分は何をしたいのか、どんなことなら辛くても頑張れるか、どんな生き方がしたいのか、仕事を通して何を得たいのか、仕事を通して何を表現したいのか。自分を知らなければ、目標を決めることができない。また、自分が思っている自分と、他人が思っている自分とをすり合わせ、正しく自分を把握しなければならない。
2.「目標を決める」
自分を知っても、その自分がどんなステージなら活躍できるのかを探さなければならない。また、自分がイメージしている仕事と、現実とのすり合わせをしなくてはならない。
3.「自分を磨く」
自分を知っても、そのままの自分ですんなりと夢が叶うはずもない。その夢にコミュニケーション力が必要ならその力を、語学や資格が必要ならその勉強を、専門知識や技術が必要ならその知識や技術を習得しなければならない。
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今回の記事では、中堅SIerから大手SIerへ転職されたエンジニアの方の事例についてご紹介しました。
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