エージェントに求めたのは転職先の選び方や決め方、最後は気持ち「スッキリ」の気持ちで入社をした事例

今回の記事では、すでに複数応募済みだったものの、転職先の判断軸が分からず悩んでいた方に、客観的なアドバイスを通して次の転職先を見つけられた方の事例をご紹介します。

【転職された方のプロフィール】

Iさん、35歳 男性（既婚）：中堅日系コンサルティングファーム（年収750万円）⇒日系大手コンサルティングファーム（年収900万円）

【目次】

1. 一次面接通過も「転職先の選び方・軸の判断方法」について改めて相談したいという悩みを抱えて弊社へご相談いただく
2. ２次面接の結果を待って追加応募へ
3. 具体的なアドバイスにより、転職活動の最後は「スッキリ」したお気持ちでご入社される

一次面接通過も「転職先の選び方・軸の判断方法」について改めて相談したいという悩みを抱えて弊社へご相談いただく

Iさんは中堅の日系コンサルティングファームにお勤めの35歳。

あまり特定のテーマを持たず、幅広い領域でのコンサルティングを得意とする方で顧客折衝やプロジェクトマネジメントなど、マルチにご活躍でした。

主な強みを挙げるとすれば、IT×CRMの領域ですが、それに縛られないクライアントのニーズに沿った柔軟な対応力、というのがIさんの強みです。

弊社にご来社くださった時には、既に3社程度は2次面接以降のステータス、更に、数社書類選考中で、主なコンサルティングファームやベンダーは一通り受けていらっしゃる、という状態でした。

当初の私の率直な感想は「未応募で私たちが提案できる企業はあるのかな？」というのが本音でした。

しかし、複数の企業から面接のオファーが来ており且つ評価され1次面接を通過しているにも関わらず、Iさんが既に利用している人材紹介会社は求人紹介はしてくれるけれど、どこの企業がお勧めなのか、何故提案してくれているのかが、イマイチ分からない・・・。

今まで転職をしたことがないIさんとしては、選び方や決め方のポイント・軸をどうやって判断すれば良いのか相談したいのに・・・というお悩みを持っていらっしゃいました。

そこで、まずは弊社からの求人のご提案よりも、改めてご経験の棚卸、Iさんのキャリアについての志向性の確認、応募中企業毎のメリットとデメリットを大局的に把握できるようにお話をさせていただきました。

2次面接の結果を待って追加応募へ

その中で、これまでのマルチなご経験を生かしたい、今後も、テーマを特定しすぎずに幅広い領域でのコンサルティングに従事したい、というお話が見えてきました。

その結果、既に2次面接が終了している外資系コンサルティングファームX社はIさんのご希望にぴったりとはまっており、この企業を軸に考えた方が良いのでは、ということを率直にアドバイスさせていただきました。

一方で、その企業と類似した組織形態やコンサルティングプロジェクトへの参画の仕方をしている日系の大手コンサルティングファームZ社はまだ応募していないということが分かり、追加でのご提案を差し上げました。

面談の中で、応募中の企業を含めた、業界内での希望に当てはまりそうな企業イメージが具体化してきていたIさんはZ社へ興味を持って下さいました。

しかし、その時点で既に応募中の外資系ファームX社が最終手前ということもあり進捗スピードの点から、応募をするタイミングは、その企業の2次面接結果が分かり次第、ということで、お互いに合意の上、面談は終了しました。

具体的なアドバイスにより、転職活動の最後は「スッキリ」したお気持ちでご入社される

Iさんとの面談から戻り、私と同じチームの企業担当（既出の日系ファームZ社）にIさんの状況を伝えました。

翌日、ちょうどその企業へ定例訪問するというスケジュールでしたので、直ぐにIさんへ連絡しました。

その結果、訪問時に匿名でIさんのご経歴のサマリをお伝えし「合格可能性の有無」と、「可能性がある場合にはスピード選考」を依頼をすることになりました。

結果「企業としてはIさんに是非会いたい！」とのこと。

その旨、Iさんにもお伝えし、Iさんも、そういうことであれば、まずは面接を受けてみたいし、他の企業としっかり比較検討したいとのこと。

そのため、選考スピードを合わせられるように書類選考に即応募頂きました。

応募後は、企業から即面接のご案内が来て、すぐに面接を調整し、3回の面接も超スピード対応で、結果、応募～内定まで14日、実に2週間という期間で選考が終了しました。

また、面接での評価も非常に高く、企業としては是非来ていただきたいと年収も約150万円アップでのご提示となりました。

最終的には、キャリアパスのマッチ度や選考での評価やそれに伴う待遇面等、総合的に判断され、オファー面談後、即内定を受諾、と言う形でかなりスッキリとしたお気持ちでご入社を決められました。

初めにお会いした時には、キャリアのつなげ方のイメージがつかず悩まれていらっしゃいましたが、弊社をご利用いただいたことで少しでも具体的なイメージを持って頂き、納得度の高い転職になったのであれば幸いです。

=================

参考記事：

コンサルタントへ転職するための「志望動機」の作り方【未経験～ファームtoファームまで】

未経験からのコンサル転職で失敗しない3つの方法 | ニーズを把握して内定確度を上げることが大切

=================

今回の記事では、客観的なアドバイスを通して次の転職先を見つけられた方の転職事例についてお伝えしました。

キャリアでお悩みの方はぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。