プロフィール:30代半ば 男性(未婚)
法律事務所(年収750万円)⇒特許技術者SIer/システムエンジニア(年収900万円)
法律事務所へ転職も会社都合で退職、エンジニアから転身してまもなく2年が過ぎようとしていた
もともとエンジニアとして、中堅IT企業にて業務系アプリケーション開発に携わっていたNさん。
特許をはじめとする法律関係の仕事に大きな関心を持ち、思い切ってキャリアチェンジをされました。
しかし、念願かなって法律事務所にて働き始めたものの、入社後約1年で会社都合にて転職を余儀なくされてしまったのです。
Nさん:「まずは法律事務所で働くことを検討していますが、エンジニアに返り咲くことも視野に入れています」
少しのんびり構えすぎかも・・・とアドバイスさせて頂いたものの、せっかく法律職に一度転身したのだから、というご本人のご意向もあり当初、IT企業への応募は一旦先送りにすることになりました。
Nさん:「やはり、経験が浅いため他の法律事務所ではなかなか難しいようです・・・」
そうお話しいただいたのは初めてお話してから約10か月後。定期的にフォローはさせて頂いていたものの、実際の応募にはまだ至っていませんでした。
エンジニアから転身してまもなく2年が経過しようとしていました。
ブランク期間の長さと、キャリアの非連続性がネックに
いよいよ本格的にエンジニアに返り咲く決意をされたNさん。
しかし、ここで立ちはだかったのは、ブランク期間の長さと、キャリアの非連続性(エンジニア→法律職)です。
数十社もの企業に応募を行ったものの、書類すら通過がままなりませんでした。Nさんもすっかり自信喪失のご様子。
とはいえ、書類が通過する企業も数は少ないながら確かに存在します。
そこで、改めてNさんと作戦会議を行い、可能性が少しでもありそうな企業にできるだけ多く応募をし、書類が通過した企業1社1社を大切に、しっかりと対策をして臨んでいきましょうという方針を立てました。
“諦めずに”1社1社真摯に向き合うことで、内定を獲得
先に決めた方針通り、書類選考を通過した企業については、弊社のナレッジもかき集め、入念に対策を行って挑んで頂きました。
その甲斐あって、最終選考に進んだ企業もありましたが、残念ながら内定まであと一歩及ばず・・・この頃までには、転職活動を始めて早7ヶ月が経とうとしていました。
もう少し、一緒にがんばりましょうと改めて励まし合い、再度いくつか企業を応募し、選考を進めていきました。この頃には、面接にも慣れ、入念な対策も功を奏し自分の良いところをアピールできるようになってきていたNさん。
Nさん:「トントン拍子で話が進み、ついに内定を頂けました!」
再応募をした企業の中で、ちょうどニーズがマッチする会社にめぐり逢われ、きっちりとご自身の強みを先方にもお伝えできたことが大きな要因でした。
この時には、初めてお会いしてから1年半以上が経過していましたので、心から喜んでいらっしゃったと同時に、とてもホッとされていました。
やはり、どんな状況下でも決してあきらめず、1社1社に真摯に向き合われた結果が、今回の内定につながったと感じています。
Nさん、本当におめでとうございます。新天地でのご活躍を、心よりお祈りしております。
<エンジニアのキャリアに関する記事>
「コンサルファームのエンジニアは結局社内下請けになってしまうのか?」
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今回の記事では、”1年半のブランク”から再びシステムエンジニア(SE)へ転職した事例についてご紹介しました。
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