今回の記事では、二次請けSIerのエンジニアとして活躍後、パッケージベンダーへ転職された方の事例をご紹介します。地方からの転職事例としてもご参考いただけますと幸いです。
<プロフィール>
30代前半 男性:二次請けSIer(年収400万円)⇒BI系パッケージベンダー(年収450万円)
高卒で契約社員からSIerへ入社し、努力した結果最終的には10名程度を束ねるリーダーとして活躍
Gさんは現在地方にお住まいということもあり、まずは電話で面談をさせていただくことになりました。
お話をさせていただくと、志向性は固まっており、ご自身の経歴もポイントを絞り、明確に回答できる優秀な方でした。
高校卒業後、志望大学に入学することが出来なかったため、就職の道を選びましたが、やはり大学は卒業したいという思いが強くなり一度会社を辞め、大学に入り直したとのことです。それまでは、高卒で契約社員から入社し、努力した結果最終的には10名程度を束ねるリーダーとなり、活躍をされておりました。
面接までいけば、Gさんの良さを企業へわかってもらえると確信しておりました。しかし、実はそこまでの道のりが遠かったのです。
大学への入りなおしによる2年の離職期間がボトルネックに・・・
大学に通っていたとは言え、30代のGさん。離職期間が2年空いてしまったことは、キャリア上マイナスとなってしまいます。中途採用では、基本的に即戦力を期待されているため現場から2年離れていると、一般的には企業に敬遠されがちになります。
Gさんも、5社応募し、4社がお見送りというつらい現実に遭遇することとなりました。
しかし、そこで諦めては我々が仲介している意味がありません。弊社の営業とも協力し、直接企業にGさんの魅力を伝えることでその後、いくつか追加で応募した企業も含め、4社から書類通過の連絡を受けることができました。
地方からの転職活動はスケジュール・金銭面で難航も、同日に面接を複数設定など調整
書類は通過してきましたが、Gさんにはもう一つ乗り越える壁がありました。
新幹線を使い、片道3時間。往復で2万円を超える料金。
住んでいる場所が地方であったため、日程の調整にも工夫が必要でした。すでに大学の授業は単位取得後であったため、時間の調整はしやすかったですが、何度も往復を繰り返すことは、負担が増えてしまうため避けたい状況でした。
なるべく同日に面接を複数設定するなど上手く調整し、早めに決着をつけれるよう企業にも協力をお願いしました。
最終的には4社から内定を獲得、BI領域に強みを持つパッケージベンダーへ転職
それでも、少なくとも4往復はしたことと思います。大変な労力をかけながら、ハードな面接をこなしていくGさん。もともと自身のことを話すのはお得意でしたので、途中、要所々々ですり合わせを行い、最終的には3社から内定を得ることができました。
前職が二次請けのSIerであったため、より上流にいくこととデータ領域の経験を活かせる企業を志望していたため、最終的には一次受けのBI領域に強みを持つ企業へのご入社を決められました。
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<SIerからの転職に関するコラム>
「二次請けSIer・40代エンジニア」のコンサル転職事情について
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/40sier
「受託型・SIerエンジニア」からのキャリアパス
https://www.axc.ne.jp/column/media/change-jobs-knowhow/sic
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今回の記事では、二次請けSIerのエンジニアとして活躍後、パッケージベンダーへ転職された方の事例をご紹介しました。
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