今回は、不動産営業として活躍後、年収250万円アップでコンサルティングファームの営業職へ転職された方の事例をご紹介します。
<プロフィール>
20代後半 男性:不動産業界/営業(年収650万円)⇒コンサルティングファーム/営業(年収900万円)
「成果に見合った報酬」を求めて転職を決意
Aさんにお会いしたのは都内ホテルのラウンジ。15分前に待ち合わせ場所に到着し、Aさんの到着を待っていました。待ち合わせ時間の5分前にAさんは現れました。
一目見て「この方は売れる営業マン」と感じるものがありました。見た目や振る舞い、挨拶の仕方などどれをとってもプロのレベル。
そんなAさんの転職理由は「今の会社では営業成績が良くても悪くても給料が変わらない」という評価制度でした。
「成果に見合った報酬が欲しい」
その1点をかなえるために転職活動を開始されました。
成果型報酬を徹底する「コンサルティングファームの営業」ポジションへ興味を抱く
Aさんの希望は今まで経験してきた「不動産業界」でした。話を進めるうちに「量で稼ぐ営業」ではなく「頭を使って提案して売上につなげる営業」を希望されていることが分かりました。
しかしながら、「稼げる営業」のポジションはどちらかと言えば、行動量に比例して年収が上がるタイプのものが多く、なかなかAさんの希望にかないませんでした。
その時、ひとつのアイデアをAさんに提案してみました。
「コンサルティング会社の営業はどうか?」
クライアントとなる相手は大手企業のCXOクラス。提案内容もモノがある訳ではなく、相手の経営課題を解決する「ソリューション」を売る仕事。
そんなポジションがあったことと、成果に見合う報酬制度にAさんの目の色が変わりました。
Aさんは完成されたプロの営業マン。クライアントへ推薦後、即日面接を設定。
先に述べたとおり、Aさんは20代後半にして「完成されたプロの営業マン」でした。
面談中に交わした言葉のチョイス、常に相手を気遣う姿勢、職歴に見える営業の実績とそれを裏付ける計算されたアクション。どこの企業も欲しがる素晴らしい営業マンでした。
Aさんとの面談を終えた後、すぐにクライアントへご推薦。即日、クライアントとAさんの面接を設定しました。
「この人を落とすようでは、クライアントに見る目が無い」
そう確信できる優秀な方でした。
「今日、口頭で内定を通知しました。絶対、他社に採られないよう協力お願いします」
クライアントとAさんの面接が終了後、早速、クライアントから連絡が入りました。
「とても素晴らしい方です。即戦力としてすぐにでも採用したい。Aさんには今日、口頭で内定を通知しました。絶対、他社に採られないよう協力お願いします!」
ハードルが高いことで知られる当クライアント。滅多に声を大きくしない人事担当の方が珍しく、興奮した口ぶりであったことからAさんに対する高い評価が伺えました。
Aさんの希望条件を細部までヒアリングし、交渉。無事、条件も成立し、ご入社に至りました。
Aさん、未経験業界にも関わらず、入社後1週間で新規顧客からの受注に成功。今や同社営業のエースとして若手をリードされています。
腕の良い営業マンはどこでも何を売っても売れるということを実証してくださったAさんでした。
============
<営業職からコンサルティングファームへの転職に関する記事>
【20代半ば、大手証券トップ営業からコンサルタントへの転職事例】全く別の業界にキャリアチェンジしてまで追い求めたものとは?
https://www.axc.ne.jp/column/consultant-next-career/12.html
金融営業からベンチャーSE、SIerを経て国内大手コンサルティング会社のマネージャーに。営業と開発、二つの側面を経験した中で身に付けた「調整力」の真意とは?
https://www.axc.ne.jp/column/consultant-next-career/09.html
============
今回は、不動産営業として活躍後、年収250万円アップでコンサルティングファームの営業職へ転職された方の事例をご紹介しました。
キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
アクシスコンサルティングへの
新規会員登録(無料)
未経験からコンサル、ファーム to ファーム、事業会社まで。ご希望のキャリアパスに応じてご支援いたします。また、転職成功事例や、経営層への独自取材による企業動向等、ご要望に応じた情報をご提供いたします。
(転職相談は対面だけでなく、オンラインやお電話でも可能です)