<プロフィール>
30代前半 男性(既婚):ITコンサルティングファーム(750万円)⇒総合系コンサルティングファーム(800万円)
成長環境を求めて転職活動を開始「ITのより上流工程に携わり、その専門性を磨きたい」
Mさんは、とても柔らかい雰囲気をお持ちの方で、初めての面談は和やかな雰囲気で進みました。
前職のITコンサルティングファームでは順調にプロモーションをされていたMさん。職務内容や専門性について伺うと、それまでの和やかな雰囲気とは一変。自身の専門性について、熱意のこもった説明をして下さいました。
転職理由の一番の軸は『成長環境』。ご自身の今後のキャリアを考え、ITのより上流工程に携わり、その専門性を磨きたいとお話されました。
『強みの中にある弱み』についてのキャッチアップ方法を具体化
ITコンサルタントとしての大規模プロジェクト経験などを効果的にレジメに落とし込み、順調に書類選考を通過されたMさん。初めての転職活動ということもあり、面接対策に注力しました。面談形式での面接対策のみでなく、各社の面接前にはアピールするポイントについて相談し、本番に臨まれました。
面接対策において特に注力したのは、『強みの伝え方』について。ご自身の専門性に自信を持つことができているMさんは、その強みを
アピールすることは問題がないと感じていました。
しかし、どんなにプロフェッショナルな方でも、専門領域全てを完璧にこなせる訳ではありません。ご自身の強みについて細分化し、『強みの中にある弱み』について認識をお持ち頂き、この点をどのようにキャッチアップするかを具体的に考えて頂くようご提案しました。
Mさんからは、『面接対策を通して、企業の視点が理解できたこと、また強みの効果的な伝え方がイメージできた』とお話頂きました。
『入社後の成長イメージ』を持つため、面接時に積極的な情報収集を行う
面接後には必ず連絡を取り、『企業への印象』や『うまくアピールできた点』『懸念点や反省点』などを詳細に振り返り、次回の面接に活かして頂くことを徹底しました。
上手くいかなかった面接の後でも、『その原因は何か』『今後にどのように活かすか』を妥協なく振り返るMさんから、転職にかける想いの強さを感じました。
本来なら、出来の悪かった面接は早く忘れてしまいたいと思うものです。そこをグッとこらえ、自身の反省点に目を向けられたことで、その後の面接への手応えは増していきました。
また、『入社後の成長イメージ』を持つため、面接時に積極的な情報収集をされたMさん。面接時には、『中途社員で活躍している方の特徴』『入社後に期待される役割』『同様のキャリアチェンジをされた方の入社後のキャリアパス』など、様々な切り口での質問を通して、面接から常に最大限の情報を得られるよう工夫されていました。
『肌感覚で入社すべき企業を選定することができた。』
面接を通し、企業選びの軸がブレることのなかったMさん。ITの上流工程にて成長できる環境であるという決め手で、複数の内定企業の中から総合系コンサルティングファームへの入社を決断されました。Mさんの『Z社への入社を決めました』という自信と期待に溢れた言葉は、とても強く印象に残っています。
Mさんの転職活動のポイントは、『ITの上流工程』というご志向を軸に、幅広い職種にチャレンジされたことだと思います。書類選考を順調に通過されたMさんは、総合系・ITコンサルティングファーム、事業会社といった様々な企業の面接に取り組まれました。
これによって、『肌感覚で入社すべき企業を選定することができた。』とお話されていました。積極的に多くに企業と面接をし、情報収集をする姿勢は、どなたの転職活動にも活かして頂けることだと思います。
今回はこの点を、改めてMさんよりお教え頂きました。
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今回の記事では、『成長環境のある企業・ポジション』を軸にしたコンサルの転職活動事例についてご紹介しました。
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