<プロフィール>
30代前半 男性(既婚)
大手外資系コンサルティングファーム(年収740万円)⇒大手外資コンサルティングファーム(年収780万円)
3社目で外資ファームに転職も、IT寄りの仕事が増え「なりたい姿」との乖離を感じるようになる
Mさんの転職理由は「金融業界向けコンサルタントに戻り証券知識を活かして仕事をしたい!」でした。
大学卒業後シンクタンクへご入社。2社目は日系コンサルティングファームにてビジネスコンサルタント。そして3社目で外資コンサルティングファームのITコンサルタント。
金融の業務知識を1社目、2社目で活かされてきましたが、3社目でIT寄りの仕事が多くなってしまった事が転職を考える動機になったようでした。
現職での在籍期間はまだ一年足らず。転職開始の時期を悩むも、可能性のある企業へのチャレンジを決心
Mさんは、ロジカルな方でハキハキと会話をされるタイプの30代前半の方。初めてお会いした際、転職理由をお伺いしたところ「金融業界向けコンサルタントに戻り証券知識を活かして仕事をしたい!」と即答されました。
ただ、その後は、その件で悩んでます…とMさんは、難しそうな顔つきとなりました。
その理由は、現職での在籍期間がまだ一年足らずでしたので証券知識を活かした転職をしたいが…今がタイミングなのか迷われているからでした。
基本的には転職しないで現職に残る事を前提にMさんの「ありたい姿」と「強みについて」経歴やスキルも含めヒアリングさせて頂きました。
カウンセリングの時間が30分と制約があった為、再度現職でのキャリアの方向性や時間軸での話をし、結論、転職せずにキャリア形成をしてみてのも良いのではないか?とMさんにご提案申し上げました。
すると、Mさんは、なりたい姿に対して乖離が出ている状態での自分に納得感がないんです。とハッキリした口調で申されました。それならば、可能性ある企業に応募しチャレンジしましょうという事になりました。
最終的にはMさんの覚悟というか強い意思を感じた初回面談で終わり目指す方向がしっかりときまった内容となりました。
直近の経歴が短い事がリスクとなると考えていた為、何度も「転職理由」と「志望動機」についての棚卸と自己一致を行う
Mさんに関しては直近の経歴が短い事がリスクとなると考えていた為、特に「転職理由」と「志望動機」について、なぜ?なぜ?どうして?を繰り返し棚卸と自己一致を深めました。
また、今後やっていきたい仕事、キャリアを整理し、面接までの時間にブラッシュアップを図りました。
面談準備の印象としては、コンサルファームを2社経験しているので質問に対しての回答はスムーズでした。
一点だけ注意させて頂いたのは、現職からの転職理由を少しネガティブになりがちであった為、前向きな伝え方の練習をして問題は解決しました。
入念な準備の結果、応募したファームすべての書類が通過。最終的には応募4社中2社から内定を獲得
面接準備を充実化した事により全てのコンサルファームで書類が通りました。
その後、最初の面接となりMさんからの面接後FBがきました。いきなり結論から話され「駄目かもしれない」と一言。え-!何で!と私は思いましたが、その理由を伺っていくと「かなり転職理由を深堀されたので…」という内容でした。
私としても面接に同席しているわけでないので「大丈夫です!」と言い切れないのがもどかしかったですが、やれる事は全てやったので結果を待ちましょうとその場は電話を切りました。
Mさんの面談後の印象などを企業にFB致しました。すると、企業様からは即日通過の連絡となり、通過理由も非常に明確な理由がありコンサル経験もあるので是非次にという事でした。
私は早速Mさんに企業様のFBをした所、非常に喜ばれ「自信がつきました!」と安心した様子でした。
もちろんこの後の面接はとんとん拍子で選考が進みました。結果、4社応募の2社内定という状況で最終的にはMさんが以前から興味をお持ちであった外資系コンサルファームの金融部隊に転職する事を決断致しました。
まったく考えていなかった年収面の条件UPもあり、良い意味での想定外の結果に非常に満足されておりました。今後のご活躍を祈願しております。
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今回は、30代で3社経験も、経歴の短さを乗り越え、希望のファームの内定を獲得された事例をご紹介しました。
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