<プロフィール>
45歳 男性(既婚)
外資系IT企業(年収1,400万円)⇒日系IT企業(年収1,200万円)
4年前に外資系IT企業への転職をサポート、入社3年後には年収が前職の1.4倍にアップ
Hさんは4年前に外資IT企業への転職をサポートさせて頂いた方です。ご入社後も年に1回程度連絡を頂き状況を報告頂いていました。
1年目こそ苦労されたものの2年目以降は順調に実績を残し、社内で表彰される程の成果を残されたHさん。「プロフェッショナルの営業として自信を持てるようになりました」と同時に「この待遇はやはり魅力的です。今回の転職は成功だったと思います!」と・・・。実際にご入社3年目は前職の1.4倍の年収になられました。
順調にキャリアを歩まれていたHさんですが、転職4年目のある日、携帯電話に連絡が入ります。
「実は少し転職を考えていまして。また相談に乗って頂けないでしょうか?」
順調だったはず・・・。ひとまず後日お会いする約束をし電話を切りました。
「現職は外資ですから事実上、経営幹部になるのは相当難しい」一度きりの人生だからこそ、チャレンジがしたい
翌週Hさんとお会いしました。
私
「順調なキャリアだったと思ったのですが・・・。」
Hさん
「最初こそ苦労しましたが、自分でも驚くほど順調でした。現在の会社で経験を積めた事は大変感謝しています。待遇も随分と良くなりましたしね。」
私
「それでは何故転職を?」
Hさん
「現職に大きな不満があるわけではありません。営業としてプロフェッショナルな仕事が出来ていますし。ただ、経営層を目指してみたいのです。現職は外資ですから事実上、経営幹部になるのは相当難しいです。上層部は外国人が多いですよ、実際。」
私
「分かりました。ただしそのようなポジションは、直ぐに出てくるわけではありませんし、経営の経験が無い方を最初から経営幹部で採用するケースは稀です。」
Hさん
「その点は理解しています。幸い現職でも一定以上の評価を受けており、直ぐに転職する必要はありませんので。一度きりの人生ですから少しでも可能性があるのであればチャレンジしてみたいのです。」
幹部職を目指せる理想のポジションが浮上も、400万ほど年収ダウン
Hさんのお話しをお伺いしてから1年半程経った頃、日系の独立系IT企業B社より営業部長のサーチ依頼がありました。営業部門の立て直しが主なミッションで、将来的に経営幹部を目指せるポジションです。
B社の役員は今まで技術系の出身者が中心で営業のマネジメントは社長の役割でした。営業部長は近い将来経営幹部を目指して欲しいとの社長の強い意向がありました。
・営業として圧倒的な成果を上げている事
・マネジメントの経験が豊富である事
直ぐにHさんの顔が浮かびましたが、想定年収が1,000万円。年収がネックと思いつつも、ひとまずHさんに連絡しました。Hさんにポジションの内容と待遇面を説明したところ、「面白そうなので話しを聞いてみたい」とのお返事でした。
面接設定後はトントン拍子で内定へ。社長との相性も良く、自分のミッションも明確で結果も残せそう。そして何よりも将来的に経営幹部の道が開かれている。
「B社のポジションは理想的ですね。」とHさんは満足されていましたが、「ただこのままですと、年収が400万円ダウンするので、家族への説明が難しいですね。」と少々悩まれていたご様子でした。
「何としてでも採用したい」との背景から、200万上乗せでの再オファー
丁度B社からも連絡があり、何としてもHさんを採用したいとのご相談でした。HさんのB社への想いと現在悩まれている状況を説明させて頂きました。
1週間後、B社から待遇1,200万円の再提示がありました。早速Hさんへ連絡すると、「200万円のダウンであれば、絶対に家族を説得します。人生一度ですから是非チャレンジしてみたいです。」とのご回答。
無事ご家族を説得したHさん。「前回の転職で400万円ちょっと年収上がったのだから、今回200万円ダウンでもいいでしょ?」と、ある意味ムチャクチャな論理で奥さんを押し切ったそうです(笑)。
さすが敏腕営業。最終的にはHさんのチャレンジを応援してくれたそうです。
入社後、働きぶりが評価され本部長へ昇進の見込み
B社へご入社されてから半年後、Hさんから連絡を頂きました。期待された役割をこなし営業部長として活躍されているとの事、尚且つ働きが評価され、本部長へ昇進する予定だそうです。
「本部長になれば、多分前職なみの待遇になると思います。ありがとうございます。本当に良いご縁でした。更に実績を残して経営幹部へ昇って行きたいと思います!」
Hさん、想定以上のスピードで目標に向かっています。是非頑張って下さい!
Hさんの転職成功のポイント
1.自分の求めるポジションが出てくるまで焦らずに待った。
2.現職で評価を受けている時期に転職活動を行った。
3.年収よりもやりたい事・叶えたい事を優先した結果、成果を残す事が出来待遇も付いてきた。
==========
今回は、経営幹部を目指し、年収200万円ダウンも外資系企業から日系企業へ転職された方の事例をご紹介しました。
キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
アクシスの求人のうち、
約77%は非公開。
平均サポート期間は3年です。
各ファームのパートナー、事業会社のCxOに定期的にご来社いただき、新組織立ち上げ等の情報交換を行なっています。中長期でのキャリアを含め、ぜひご相談ください。