30代前半 男性(未婚)
日系シンクタンク(750万円)⇒友人の起業の手伝い⇒外資金融コンサルティングファーム(850万円)
やりがいを感じていたデータリサーチの仕事、しかし、ある日突然の退職勧告
Aさんはもともとデータを扱うことが大好きだったので、リサーチの仕事をとても気に入っていて、充実した日々を過ごしていたそうです。
しかし、、ある日、突然の退職勧告。所属していた部門が解散とすることが決定してしまったのです。
途方に暮れたAさんは、しばらく休養を取りつつ、友人の起業を手伝うことにしました。それから1年半が経過したころ、Aさんと私は初めてお会いしました。
自分を見つめ直す
初めてお会いしたころのAさんは、私から見ると少々ふさぎ込んでいるように見えました。
退職を余儀なくされたことからまだ立ち直り切れていないようで、どうも精気を感じません。。会話の中でも、どうにも自身の離職期間の長さばかりに気を取られ、自分が何ができて、何をしていきたいのかに考えが回っていないようでした。ここままでは内定を取れるものも取れません。
しかし、これまでのご経歴を拝見するに、能力値の高い方であることは疑いようがなかったので、改めてご自身がこれまでに培ってきた能力やしてきた経験を洗出し、自身を見つめ直していただくよう、お願いしました。
書類通過した企業それぞれの面接対策
弊社でご提案できる案件をすべて提案させていただき、その中で、ご自身のご経験・能力を活かしていける可能性のあるものすべてにエントリーいただきました。
ご本人も懸念されていた通り、離職期間の長さからか、書類通過する企業ばかりではありませんでしたが、それでも、書類が通過した企業を一つ一つ大切に受けていきましょうとお話し、応募先企業での親和性を感じられるご自身の経験・能力のエピソードを中心に面接の戦略を一緒に練っていきました。
何度もご自身の強みや、それを発揮できたエピソードをお話いただいたためか、この頃には幾分明るさを取り戻し、自分への自信も見られるようになっていました。
外資系ファームのコンサルとして再びリサーチャーの仕事へ
すべての面接がうまくいったわけではありませんでしたが、さすが、もともとの能力値の高いAさん。自身の強みやこれまでの経歴、活かせるスキルの整理がしっかりと落とし込め、応募先企業からも徐々に評価をいただけるようになっていきました。
Aさんも志望度を高く持っていた外資系コンサルファームのリサーチャー職での内定が見事決定。これまでのご経験や能力が、十分に発揮できるポジションでした。
自身を見つめ直し、自分への自信を取り戻すことで、新たな道が切り拓かれた良い例だと思います。希望に満ちあふれたAさんが、ますますご活躍されることをお祈りしています。
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今回は、突然のリストラから1年半、自身を見つめ直しコンサルへ転職した事例についてご紹介しました。
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