「コンサルタントの存在する意味とは?」転職活動を通して得られた一つの気づき【中堅ファームからの転職事例】

プロフィール

30代前半:中堅コンサルティングファーム/シニアコンサルタント(年収700万円)⇒大手コンサルティングファーム/シニアコンサルタント(年収950万円)

SIerにてSEとして活躍後、中堅のコンサルティングファームへ転職も「プライマリ案件の少なさ」から転職を決意

Kさんは新卒でSIerへ入社。システムエンジニアとしてキャリアを積まれた後、中堅コンサルティングファームへ転職。コンサルタントとして実績を残されていましたが、プライマリ案件の経験が少なく今後のキャリアについて悩まれていました。そんなAさんが大手コンサルティングファームへの転職活動で得た気付きとは、、、、。

5社エントリー、4社書類通過

Kさんは過去に転職サポートさせていただたBさんからの紹介でした。新卒で入社した会社の同僚の方で、現在は中堅ファームでシニアコンサルタントとして活躍されているとの事でした。

初めてお会いした時の印象は「真面目で良い人」。コンサルタントというよりは製造業のエンジニアのような朴訥とした雰囲気で、腰の低い方です。

私:
「転職を検討されている理由は何ですか?」

Kさん:
「現在の会社ではプライマリ(一次請け)のプロジェクトが少ないのです。コンサルタントはやはり直接クライアントの悩みを解決するべきだと思っています。」

最もな転職理由でしたので、SCM領域に強みを持つKさんに、大手コンサルティングファームのポジションを幾つかご紹介し選考を
進める事になりました。

いずれのファームも現職へ転職する際に内定を獲得できなかったポジションでした。

Kさん:
「前回こちらのファームは落ちてしまったのですが、再応募可能なのでしょうか」

私:
「現職で3年ほど経験されていますので、問題ございません。現職と似たようなファームを受けても転職の目的が果たせませんので、まずは大手からチャレンジしてみませんか?」

Kさんにポジションご検討いただき、5社エントリーすることになり、前回残念な結果だった3社を含め、4社から書類選考通過の連絡がありました。

転職活動について「コンサルタントとしてサービスを提供する意味について、原点に戻って考えられたのが最大の収穫だった」

面接の前にKさんと対策のMTGをした時のことです。

私:
「転職理由はどう説明されようと思っていますか?」

Kさん:
「プライマリの案件を経験したいと説明します。」

私:
「それは何故ですか?」

Kさん:
「コンサルタントのキャリアでプライマリ案件の経験は必須だと思っています。」

私:
「それだけでしょうか?」

Kさん:
「他には、、、、。」

私:
「Kさんはなぜコンサルタントになられたのでしょうか?」

Kさん:
「・・・・。あっ!」

Kさんは、もともと企業成長に貢献したいとの思いからコンサルタントを目指されたのです。SEとして働きつつも「このシステムは本当に役に立っているのか?」との疑問から、システムを作るべきか否かから提案するためコンサルタントを目指したのです。

今回の転職活動は「キャリアアップ」と同時に、サブコンではクライアントに最適なソリューションを提案する機会が少ない、という事が本来の目的になります。

結果的に3社から内定を獲得したKさんでしたが、転職活動について「コンサルタントとしてサービスを提供する意味について、原点に戻って考えられたのが最大の収穫だった」と仰っていました。

転職活動を通して、気付きを得られる方も結構いらっしゃいますね。

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今回の記事では、中堅コンサルティングファームからの転職事例をご紹介しました。

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