【30代後半 金融系SIerから外資系コンサルティングファームへの転職事例】

転職理由は、「顧客とより近い関係でコンサルティングの仕事をしたい」

Kさんは、非常にロジカルでメンタル的にも強そうなタイプの30代後半の方初めてお会いした際、転職理由をお聞きしたところ「顧客とより近い関係でコンサルティングの仕事をしたい！」と即答されました。Kさんは、今までの金融系SIerで経験した業務領域をもっと広げより上流の案件に携わる必要があると考え、「成長スピードと豊富な案件があるコンサルティングファーム（特に外資）で次のキャリアを築きたいとおっしゃっていました。よくよく話をお伺いしてみるとしっかりとした目標設定ができている方でしたので、現在の転職マーケット情報や同じ経験を持ちコンサルファームを目指す方の志向性の共有などが初回面談となりました。

業界に関する事前準備資料をご提供し、会社ごとの志望動機書を作成

Kさんが今後やっていきたい仕事、キャリアを整理し、業界に関する事前準備資料をご提供。同じコンサル業界であっても会社ごとのカラーが違うことを説明し志望動機書の作成を進めていきました。

面接の練習では上手く答えられなかった質問などに対して、なぜ上手く答えられなかったか分析し、ご自分の考えをブラッシュアップしていきました。

各オファー企業との会食のセッティングにより、各社の違いが明確に

面接準備で方向性が明確になったので、もちろん後はとんとん拍子で選考が進みました。ただし、外資コンサルファームだけでなく日系コンサルファームも応募していただきました。コンサルファームを数社面接し企業側からの評価もよく順調でした。

ところが、1次、2次と順調に通過していく中で、Kさんはどの企業も同じように見えてきてしまい最終のフェーズで悩み始めました。事前準備のフェーズでは違いを各社に感じていたのですが期待されるコメントや評価ポイントが各社同じであった為、迷ってしまい決断ができない状況が続く事になりました。大手外資コンサルファームの金融コンサルタント（銀行・証券）、日系コンサルファームの金融コンサルタント（証券）と選択肢が多くなってしまったからです。

Kさんは非常に多忙な方でしたが各オファー企業との会食のセッティングをさせて頂いた事により面接の場と違ったコミュニケーションが各社様とできました。また十分に検討する時間を各社様からいただけたのがよかったのかもしれません。

最終的には、大手外資コンサルファームを選ぶ事になりました。選んだ理由はより上流工程ができる点、面接官の方の印象と会食の内容で決める事になりました。Kさんは、しっかりとご自身の棚卸しを行い自己一致した中で自分のキャリアを決断されました。ご本人にとっても大きな自信と成長をご実感頂けたのでは、と思っております。今後のご活躍を祈願しております。

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今回の記事では、金融系SIerから外資系コンサルティングファームへの転職事例についてご紹介しました。

キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。