プロフィール
30歳 女性
インターネット業界(年収800万円)→コンサルティングファーム(年収800万円)
1年間のイギリス留学後、ベンチャー系のインターネット企業に就職
Kさんと初めてお会いしたのは3年前。その頃はまだ転職自体はもちろん、コンサルティング業界へも特別な志向をお持ちではありませんでした。転職前提ではなく、中長期的なお付き合いをさせていただきたいとのリクエストからお付き合いが始まりました。本当の意味で、中長期的なお付き合いができている方ですが、当時は転職意欲も低かったことからコンサルティング業界への転職サポートをさせていただく事になるとは微塵にも思いませんでした。
お会いしてから1年が経った時に、1年間のイギリス留学を決意しましたとご連絡を受け、驚いたことを覚えています。かねてからの夢だった留学をするために前職を退職し、颯爽と旅立っていかれたことも記憶に鮮明です。その後、ご帰国された後、当時急成長としていたインターネット企業へと就職されご活躍されていました。
国内事業への転換を余儀なくされ転職を決意
せっかくの留学を経験を活かした海外プロジェクトへのアサインでしたが、変化の波が早く大きいのがこの業界の特徴です。業績不振から海外プロジェクトではなく国内事業への転換を余儀なくされました。こうした長いプロローグの後に、ようやくエージェントとしての介在価値を発揮させていただく機会に恵まれました。
将来の夢は起業、様々な業界・企業を第三者から見る経験を求めファームへの転職を目指す
改めてお会いし、思い出話に花を咲かせながら、今後のキャリアビジョンやご志向を紐解いていくと実は将来、起業したい夢をお持ちであることをお聞かせいただきました。まだそこまで固まっていない夢であることから、それを語ることを遠慮されていたようなのです。
事業会社からでももちろん起業することは可能ですが、コンサルティング業界出身の方で起業されている方が比較的多い事、様々な業界や企業を第三者的な視点から見ることが起業に際して役に立つ経験であるとお話したところ、転職活動の軸が定まりスタートとなりました。
30代未経験ながら複数のコンサルティングファームから内定を獲得
私も驚いたのですが、未経験の30歳の方の場合には珍しいくらいの複数の内定を勝ち取ることができました。かなりタフな面接を潜り抜けてのことでしたので、喜びはひとしお。ただ、そんな嬉しい時間は少しだけで、最後の企業選定という悩める時間が待っていたのです。
内定をいただいたA社は退職する多くの方が起業するというまさにアントレプレナーの輩出企業の側面を持っており、今後のキャリアビジョンとも一致します。一方でB社は、雰囲気としては長く務める社風であり、コンサルティング業界の中でも離職率が低いことで有名な企業でした。
B社はグローバル案件が多いので、得意の語学が活かせるというメリットがあります。最後まで悩まれましたが、最終的には夢にこだわりA社を選択。
結果的にその決断は正しかったようで、入社後、数か月は国内プロジェクトにアサインされていたそうですが、パフォーマンスがご評価されA社では少ないグローバルPJに大抜擢されたとのこと。ご本人は忙しいながらも期待したオポチュニティであり、今は夢に向かって邁進されているそうです。きっと近い将来、代表と記載された名刺を持ってお会いできるかと思うと今からワクワクしてしまいます。
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今回は、未経験からのコンサル転職事例についてご紹介しました。
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