「2次請けSIer」からコンサルファームへ年収アップで転職した事例【体験談】

プロフィール

30代前半 男性:2次請けSIer/SE(年収500万円)→大手外資系コンサルティングファーム/テクノロジーコンサルタント(年収600万円)

※転職者ご本人に書いていただいたレポートに、アクシスコンサルティングが中見出しの追加、また適宜校正をおこない掲載しています。

SIerからコンサルティングファームへ

私は、この度SIerからコンサルティングファームへの転職を実現しました。私は、現職の退職を決意してから転職活動を始めたわけではありません。また、元々コンサルティングファームを志望していたわけでもなく、転職先の企業でさえ初めは全く想像もしていなかった企業です。

そんな私が、なぜ、想像もしていなかった企業に転職するに至ったのか。その理由こそ、私が転職活動を通じて最も印象に残った出来事です。ここでは、そんなエピソードとともに、私の転職活動を振り返ってみたいと思います。

転職活動のきっかけ

私の転職活動は、アクシスコンサルティングからのスカウトメールを受信したことがきっかけになっています。これまでも何度かこの手のメールが届いたこともありましたが、即刻ゴミ箱行きか、軽く目を通す程度。

しかし、このとき受信したメールは詳細まで目を通し、一度、話を聞かせてもらう機会を設けてもらうよう返信したのは、何かの縁だったのかもしれません。とはいっても、その当時は、転職も選択肢の一つにキャリアプランを考えてもいいのかなあと漠然と考えていた程度で、現職の退職を決意した上で転職活動を開始したわけではありませんでした。

転職活動を通じて最も印象に残った出来事

転職活動を通じて最も印象に残った出来事は、初めてアクシスコンサルティングを訪問した際に起こりました。現職での経歴や、キャリアプランについてのざっくばらんな話が一段落したところで、対応いただいたキャリアコンサルタントTさんが次のように切り出しました。

「では、ここからが本題のスカウトメールの話ですが、どの企業だと思いますか?」

「スカウトメールの内容からの想像ですが、O社、U社、それからM社あたりでしょうか」

「ドキッ、当たりです。ただ、これだけでは面白くありませんのでこのような案件は如何でしょうか」

と言いながら、最終的に転職先となったA社を含むコンサルティングファームの案件2つの資料を差し出しました。全く想像もしていなかったコンサルティングファームの案件の資料を目の前に、なぜ自分がこのような会社にというのがそのときの感想でした。私一人で転職活動を行っていたら、全く発想もできなかった企業だったことでしょう。

しかし、詳細な説明を受けるうちに、私が漠然と思い描いていたキャリアプランに一番近そうなことが分かってきました。今まで漠然としていた私のキャリアプランが明白になった瞬間で、転職活動を通じて最も印象に残っている出来事です。また、転職活動をおこなうのかどうかも分からない私に対して、様々な角度から私の方向性、可能性を検討いただいていたのは本当に驚きでした。

とりあえずこの場では、私の市場価値を確認するために転職活動を行ってみる。面接の結果が全て出揃ったら、現職に残るか転職するかを判断する。転職活動の大まかなスケジュールを決定し、実際の転職活動を開始することになりました。

転職活動の流れ

まずは応募先企業を決定するための準備を約3ヶ月実施しました。具体的には、紹介いただいた案件に対する検討会社説明会への参加、コンサルティング業界を中心とする業界研究、セミナー参加スキル経歴の棚卸をおこないました。

紹介いただいた案件に対しては、職務内容、想定されるキャリアパス即戦力として活躍できそうなスキル、業務、不足していそうなスキルその他、待遇面などの観点から検討をおこないました。転職活動の初期段階で、このような検討を行っておくことで、最終的な応募先企業の決定も比較的容易におこなうことができましたし、今にして思うと面接対策にもなっていたと思います。

最終的にはキャリアプランの方向性とマッチしていそうな4社を選択し、転職活動の準備は終了しました。

続いて、選択した4社に対して必要書類を提出し、転職活動が本格的に始まりました。書類選考は全て通過。上々の滑り出しでした。しかし、ここからが試練でした。1社目のU社は面接で撃沈2社目のS社は適性検査で撃沈この時点で、特に志望順位の高かった2社しか残っていない状況になってしまいました。

私の市場価値を確認するために開始した転職活動でしたが、その活動の結果の証としてせめて1つは内定をほしい、この時はそんな思いでした。

3社目のI社。U社の面接の反省を活かした結果、面接の感触は上々。しかし、即戦力としては一部厳しい部分があるとのことで不採用。最後のA社。面接の感触は上々。初めて次のステージへ駒を進めることができました。そして、次の最終面接も何とかクリアし、初めて内定をもらうことができました。

志望順位が高かった企業の面接が後半に入ったことで、他社での面接結果の反省を踏まえた上で本命の企業の面接に臨むことができたという、運も味方した結果でした。

内定をもらったため、現職に残るか転職するかの決断を下さなければなりません。新天地で更なるステップアップに向けチャレンジしたい気持ち半分、転職に伴うリスクを考えたときの不安な気持ち半分でした。

担当のTさんに加え、コンサルティングファームでの実務経験のあるコンサルタントの方も交え相談をおこない、最終的に新天地でのチャレンジを決意、5ヶ月に渡る私の転職活動は終了しました。

最後に

市場価値の確認スキル、職務経歴の棚卸将来のビジョンの明確化をおこなうことができたのは非常によかったと思っています。また、初めての転職活動をバックアップしていただいただけではなく、自分では気がついていなかった方向性可能性に気づかせていただいた点が、アクシスコンサルティングのサービスを受けてよかったと思っていることです。

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関連記事:「二次受けSIer・40代エンジニア」のコンサル転職事情について

今回は「2次請けSIer」からコンサルティングファームへ年収アップで転職した事例についてご紹介しました。キャリアでお悩みの方はぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。


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