最終面接後に企業から面談に呼ばれるのは良い兆しなのか?それとも悪い兆しなのか?
中には「面談後に落とされるのでは?」と思う方も多いでしょう。就活や転職ではどうしても悪い方向へと考えがちですが、そこまで心配する必要はありません。
今回の記事では、最終面接後に第一希望のコンサルファームからあるオファーをされた一例を通して、最終面接後にもう一度企業がご人材をお呼びする意味についてご紹介します。
【目次】
- 事例となるご人材のプロフィール
- 最初は転職を前提としない面談から
- コンサルティングファームで更なるスキルアップを目指す
- 面接での快進撃
- 第一志望企業から、最終面接後に呼ばれることに…まさかのポジション変更の打診
- 入社後の前向きな声
事例となるご人材のプロフィール
今回事例としてご紹介させていただくNさんは、大手システムインテグレーターから外資コンサルティングファームへの転職を実現されました。
一度は現職に残る選択肢を考えるも、転職の道を選ばれたNさんのエピソードをご紹介致します。
【経歴】
- 20代後半 男性
- システムインテグレーター→大手外資コンサルティングファーム
- 400万円→500万円
最初は転職を前提としない面談から
Nさんとの初めての面談は、転職を前提とせず情報交換からスタートしました。
当時は事業会社の情報システム部門でのネクストキャリアをイメージされていたため、『いつ転職をすべきか』『どのような企業をターゲットとするべきか』といったテーマに加え、転職活動をする際の具体的なイメージやそれまでに取り組んで頂くことを整理し、定期的な情報交換をお約束しました。
コンサルティングファームで更なるスキルアップを目指す
上記の面談後、定期的に企業の採用状況や転職市場の情報提供をさせて頂いていたある日、Nさんからメールが届きました。
『転職活動を本格的に始めたいので、改めて面談をさせてほしい。』
もちろんすぐにお会いして、ネクストキャリアのイメージを伺いました。すると、私からの情報提供を通して、すぐに事業会社へ転職するのではなく、コンサルティングファームで更なるスキルアップを目指したいとのこと。
身に付くスキルと専門性を軸に、外資コンサルティングファーム・ITコンサルティングファームに的を絞り、転職活動がスタートしました。
面接での快進撃
各社、書類選考を順調に通過されたNさん。面接対策を行い、ポイントを抑えた上で面接がスタートしました。
毎回、面接後には手応えや感想等をメールで詳細にフィードバックしてくださり、そこには自身の出来栄えや面接を通して収集した企業情報などが丁寧に書き記されていました。
その内容は、どれも自身のパフォーマンスを的確に振り返っていて、次回の面接への課題点もしっかりと整理されていました。
転職活動のサポートをしている中で、このように自己分析をしっかりされている方は総じて面接の通過率が良いものです。Nさんもこれに漏れず、複数企業の内定を獲得する快進撃を見せてくださいました。
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第一志望企業から、最終面接後に呼ばれることに…まさかのポジション変更の打診
そんなNさんのもとに、第一志望企業の最終面接後、企業から連絡が入りました。
それは、選考してきたビジネスコンサルティングのポジションではなく、ご本人の経験が活かせるITコンサルティングのポジションで内定を出したいというものでした。
Nさんとしては、システムありきではない課題解決支援を目指し、ビジネスコンサルタントへのキャリアチェンジを希望していました。これにはさすがに驚かれ、同社への志望度が大きく揺らぐこととなりました。
第一志望企業からのまさかの提案に、一度は転職を考え直したいとの言葉も出ました。企業からは、是非ポジション変更の経緯などを直接お話したいとの依頼が入り、後日面談の機会が設けられました。
面談後にNさんより連絡を頂くと、『この企業への入社を決めました!』と一言。詳しく話を聞いてみると、面談には配属予定先である事業部のトップが出てきて、Nさんへのポジティブな評価や入社後に期待することの説明に加え、『是非一緒に仕事をしていこう』と熱いメッセージを頂いたとのこと。
Nさんは心を打たれ、世界規模のコンサルティングファームにてグローバル基準のITスキルを身につけることを決断されました。
入社後の前向きな声
入社後にNさんに連絡をとってみると、『優秀な先輩や転職同期と共に楽しく仕事ができています!』と前向きなコメントを頂きました。Nさんとは転職支援後もFacebookでつながり、プライベートでランチをご一緒するなど公私共にお付き合いさせて頂いています。
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今回の記事では、最終面接後にもう一度企業がご人材とお会いする際の意味についてご紹介しました。
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