私はコンサル志望者や現役コンサルタントをはじめとする、転職希望者の方とお会いしているときに、
「不安は妄想である」
という言葉を、最近、何回かお話しさせていただいています。
コンサル志望者も将来が不安
コンサル志望者や現役コンサルタントをはじめ優秀な人材の方でも、将来に対する不安を感じている人が多くなったようです。
「私の経験で転職できますか?」「合格出来ますか?」など、いかにも不安そうな目でご質問いただく事が、特に最近多くなったと感じています。
たとえばトップレベルの大学を出てコンサルティングファームから内定を獲得した方でも、あらゆる不安を抱えています。
小規模なファームから内定をもらった結果、将来が不安になり、まだ働く前から「転職に有利かどうか」などと将来を先読みしすぎて不安になってしまうようです。
不安を抱える人が増えたのは、急激に進んだ不景気の影響なのでしょうか。
あるいはTVで雇用に関わるネガティブな放送が多い影響なのか、正直断定はできません。
ただ一つ言えるのは私が見る限り、
「自分の経験が今の景気動向の中で、どう評価されるのか」
を不安に感じている方が多いということです。
チャンスも確実にあるため必要以上の不安は無用
実際、昨年に比べると求人ニーズが減っている事は確かですし、募集中の求人の採用ハードルが上がっている事実も否定できません。
しかし、求人ニーズは確実にあるのです!
不況下において、儲かっていない会社はもちろんあります。
一方で、不況に左右されず利益を上げ続けている会社も、確実に存在するのです。
儲かっている会社の求人ニーズは、当然高まっています。逆に言えば求人ニーズがある会社は、儲かっているわけです。
状況を踏まえて言いたいことは、以下です。
「不安になる気持ちは分かりますが、必要以上に不安になる必要は無いんです!」
「不安はただの妄想」であるケースが多い
内定を獲得できるか、出来ないかは「結果」です。
動き出す前に「結果」を知ることは、当然、出来ません。
人間は「結果」が分からないと、漠然と「不安」を抱く生き物です。
(お化けが怖いという心理と同じだと思います。)
したがって、転職活動を始めるに当たって「不安」になるのは当たり前です。不安にならない転職希望者などいるわけがありません。
ただ考えて欲しいのは、その不安は「妄想」ではないかどうか、ということです。漠然と抱いていた不安は、実は「妄想」だったというケースが多いのです。
転職は人生で数多く経験しない事ですし、大切な事。あらゆる局面で、大いに悩んでおいた方が、将来の自分にとっても良いと思います。
悩み抜いた上で決定した結論には、大きな価値があるからです。
ただ「不安」という「妄想」で身動きできなかったり、正しい判断が出来ないという状況だけは避けていただきたいと思います。
必ず「自分自身を客観的に見る」ことを意識してください。
「不安はただの妄想である」
頭の片隅においておきたい言葉だと思います。
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>コンサルへのキャリアに関する記事
コンサルタントの転職先と失敗しないための3つのポイント
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2018/0220/postcous.html
「第一志望の企業からのオファー金額が低い」際に持つべき視点
https://www.axc.ne.jp/column/media/careertips/incomepoint
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今回の記事では、コンサル志望者をはじめ将来が不安な方向けに、「不安はただの妄想」である場合が多いというお話をしました。まずは客観的にご自身を振り返り、今ある不安が、根拠のない妄想なのかどうか確認してみてください。
将来への不安、キャリアへの悩みを抱えている方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
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