キャリアコンサルタントの田畑です。ご存じの方も多いと思いますが、総合系のコンサルティングファームの組織は、【インダストリー軸】と【ソリューション軸】のマトリックスとなっていることが一般的です。
今回は、コンサル業界における【インダストリー軸】と【ソリューション軸】について、それぞれ解説します。
【目次】
- コンサルのインダストリー軸:金融系、製造系、流通系、通信系、ハイテク系、素材系、公共系など
- コンサルのソリューション軸:会計系、SCM系、CRM系、組織人事系、IT戦略系、テクノロジ系など
- 金融業界向けのSE経験→金融コンサル(インダストリー)などのキャリアチェンジが可能
コンサルのインダストリー軸:金融系、製造系、流通系、通信系、ハイテク系、素材系、公共系など
コンサルのインダストリー軸は、金融系、製造系、流通系、通信系、ハイテク系、素材系、公共系などが挙げられます。
インダストリー軸の主なミッションはそれぞれの業界に深い業務知識を持ちながら、お客様の経営層や現場と議論を行い、業務やシステムの両面でソリューションに落とし込んで課題解決に導くことです。
コンサルをインダストリー軸に区分する際の基準は「各業界」と考えておくと分かりやすいでしょう。
コンサルのソリューション軸:会計系、SCM系、CRM系、組織人事系、IT戦略系、テクノロジ系など
コンサルのソリューション軸は、会計系、SCM系、CRM系、組織人事系、IT戦略系、テクノロジ系などが挙げられます。
主なミッション・仕事はインダストリー側のコンサルタントと協業して、それぞれのソリューションの専門性を生かしてプロジェクトを推進し、お客様を課題解決に導くことです。
金融のプロジェクトに携わることもあれば、通信系のプロジェクトに携わることもあり、インダストリーを横断するケースも多くあります。コンサルをソリューション軸に区分する際の基準は「各機能・スキル」と考えておくと分かりやすいです。
金融業界向けのSE経験→金融コンサル(インダストリー)などのキャリアチェンジが可能
コンサルティングファームへ転職を検討している方は、まずは自分の経験・スキル・強みを生かせるポジションを探してみてください。
金融業界で基幹系システムのシステム開発をしている様な方であればインダストリー軸の金融コンサルの可能性があると思いますし、会計コンサルタントとしてSAPのERPパッケージの導入をしてきた方は、ソリューション軸の会計系のポジションでの可能性があると思います。
今まで会計系の仕事をしていて今後は製造系にチャレンジしたいという方もいますが、インダストリー側のコンサルタントはそれ相応の業務知識やアカウントマネジメント力、プロジェクトマネジメント力も必要となるため、まずは会計系で入社して力を発揮して結果を出した上で、インダストリー側に移っていく方が多いです。
どこの企業もそうですが、やはり入社時は今まで経験してきたスキルを活かしてその領域で力を発揮して貢献することが求められます。
今後、チャレンジしたい領域の仕事をする為にも、先ずは自分の強み・色・軸を作ることを意識して日々の仕事に取り組むことが大切でしょうか。
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今回の記事では、インダストリー軸とソリューション軸の違いについてお伝えしました。
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