皆さんからいろいろ相談をいただきますが、その中でも多いのが
「転職のタイミング」について。
今回は、特に、コンサルティング業界に在籍している方についての
「転職のタイミング」についてコメントしたいと思います。
一般的にコンサルティング業界のキャリア人生は濃縮されている(短い?)。
22歳で新卒で入社して、30歳前後でマネージャー。
年収は1000万前後になります。
そして早い方は35歳前後、通常でも40歳前半までにパートナーになります。
パートナーという役職は、一般企業における役員。
つまり、大学卒業から約20年で一般企業のキャリア人生を
全う出来る訳です。
(その分、経験値も一般企業の2倍の速さで経験できるのですよね。)
さて、転職のタイミング。
一つは、マネージャーになる前。
入社してから、本来目指していた業界、業務領域のコンサルとして経験が
積めず、悶々としているとき。これは一つのタイミングでしょう。
マネージャーになってしまうと、採用される企業からは即戦力を問われる
訳ですから新しいチャレンジは、しにくくなる。
ですので、
スタッフ職のうちに、別のファームなどで専門性を変えて
新天地でチャレンジする、という考え。
このように、転職にて新しい領域にチャレンジするのも良いですが、
現職で上司などにスタッフ職であれば堂々とキャリアチェンジのお願いを
するのも良いかもしれませんね。
もう一つ。
マネージャー以上は常に転職のタイミングを伺うべき。
反論も沢山あるでしょうが、まだまだ日本のコンサルティング業界は
定年退職している人はいません。まだ未成熟な業界。
かつ、パートナーになれる人は一握りです。
そう考えれば、<span “>基本的にいつかは会社を辞めることが大前提で
キャリアを考えなければいけません。
自分の実力を評価してくれる環境を探すこと。
マネージャーになっている方は、少なくとも在籍しているファームの中で
一人前と評価されている訳ですから、実力者なのです。
ただ、環境や、在籍するファームの状況などで、自分が評価されにくい
状況にある場合があります。
その時に、環境を変え、再スタートをきる。
ですので、コンサルティングファームのマネージャー以上の方は、
常に我々のようなエージェントとお付き合いしているのだと思います。
より自分を評価してくれる環境があれば、話は聞いておきたい、
ということでしょうね。
また当然のことながら、年齢を重ねれば重ねるほど経験は積めます。
が、転職はしにくくなります。ですので、タイミングは逃してはいけません。
年齢が下がることは決してありませんから、その時その時の転職の案件をじっくり判断することが重要です。
そう考えると、なかなか独特な業界です。
だからこそ、我々キャリアコンサルタントをうまく使ってほしいと思います。
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今回の記事では、コンサルティング業界における転職のタイミングをご紹介しました。
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