【育児中の女性がコンサルファームに正社員として転職した事例】転職動機は「自分らしく働きながらも子育てしたい」

転職者プロフィール

  • 32歳女性(既婚)
  • コンサルティングファーム/コンサルタント→退職→コンサルティングファーム/ナレッジマネジメント担当
  • 900万円→750万円

二人のお子様を出産後、「自分らしく働きながらも子育てしたい」という思いから転職を決意

Aさんは、コンサルティング会社に新卒22歳で就職しました。その後二人のお子さんを出産したこともあり、30歳の時に会社を辞めることにしました。これからは子育てに集中したい!と当時は思っていたそうです。

しかし、2年間、育児のみの生活をしたときに、やはり自分らしく働きながらも子育てしたい!という気持ちが湧き上がり転職活動をすることになりました。

お迎えの時間を正直に伝えての転職活動、しかし見送りが相次ぐ

Aさんは、まだ4歳と2歳のお子さんがいて、働くとなると保育園に預ける必要が出てきます。通常は17時までに迎えに行くのですが、延長保育でどうにか19時まで、その保育園には預けられるとのこと。それを転職先企業に正直に言わないと子育てに支障が出るので、堂々と伝えて行きました。

そして、転職活動をしていたのですが、やはり、「○○時までには絶対に帰らないといけない」という制約がある方を採用することに抵抗が多い会社が数多くありました。折角面接まで進んでも「お互いのためにも、やめたほうが良い」という企業側の判断で見送りが続くことが多かったことも事実です。

Aさんをサポートして感じたことは、育児をしながら、正社員として働く意欲がある女性の転職活動は、本当に厳しいものだなぁということです。基本的に、出産した会社で産休育休を取って復帰するのが王道で、一回会社を辞めてしまうと本当に社会復帰は大変なんだなぁと感じました。

現場経験・語学力など、能力が評価されタイムマネジメントしやすい部門からオファー・内定を獲得

そんな中、あるコンサルティング会社からご提案。「Aさんのコンサルタントとしての現場の経験、語学力などを考えると、会社全体のナレッジマネジメント部門で検討したい。バックオフィスであれば、クライアントと接することも無いし、タイムマネジメントもしやすいはず」。

Aさんは大変喜び、感謝し、すぐに面接も設定、内定、入社となりました。

このコンサルティング会社のように、Aさんの能力を見極めて、ポジションを作り出し、人材の有効活用をする。まさにダイバーシティーを実践している企業です。

このような企業が世の中にあふれることで、少子化問題なども解決するのではと考えております。

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