こんにちは。 アクシスコンサルティングの内田です。
普段、20代の求職者様とお会いする機会が多く、未経験からコンサルタントになるためのノウハウの質問をよく頂くので、簡単に3つのカテゴリでまとめてみました。
これからコンサルタントになりたい方が第一歩を踏み出すために、ご参考にしていただければ幸いです。
【目次】
未経験からコンサルタントになりたい!
~第1の関門:志望動機~
コンサルティングファームへの転職を目指している皆さん。未経験から本当に転職できるのか? 不安に感じられているかもしれません。
まずは「なぜコンサルティングファームを目指しているのか?」と自分に問いかけてみてください、
道ですれ違った人に突然「何でコンサルタントになりたいの?」と問われたら、あなたはスラスラと答えることができるでしょうか?当然、道で突然聞かれることはないですが、面接という緊張している状態はそれに近しいものがあります。
コンサルティングファームの面接では、なぜコンサルタントになりたいのか?(=志望動機)が非常に深く問われます。「なぜ?なぜ?なぜ?」を繰り返されたときに志望動機にロジックが通っていなければいけません。志望動機を深く考え、それを相手に伝えられるかどうかが、コンサルティングファーム転職のカギになります。
未経験からコンサルタントになりたい!
~第2の関門:ケース面接~
戦略系・大手総合系コンサルティングファームの一部では、通常の面接だけではなく、ケース面接を実施することがあります。
まずは下記の問題を実際に考えてみてください。
<ケース面接例>
クライアントは美容院のオーナー。
赤字の美容院を200万円の黒字に転換させてほしいという依頼を受け、具体的な打ち手を提言してほしい。
(前提条件として与えられた情報)
月の赤字:20万円
月の売上:450万円(客数:750人、客単価:6000円)
月の人件費:150万円(従業員:美容師5人、平均月給:30万円)
家賃:300万円
原料費:20万円
シンキングタイム、スタート!
いかがでしたしょうか?簡単だったでしょうか?難しかったでしょうか?
ケース面接の答えは1つではありません。答えを導き出す過程=考え方のセンスが問われているのです。
実際のコンサルタントの仕事も、このような場面の繰り返しです。まずはケース面接を突破するために、問題の文脈を理解する/分解する/解決策を思いつく/評価する、そういったプロセスをアウトプットする鍛錬することが必要です。
コンサルタント転職に有利な職種や
加点となるスキル、資格はある?
最後に、今のご自身のスペックはコンサルタントへの転職においてどのような位置づけにあるのか(有利なのか?不利なのか?)お伝えします。
-職種-
コンサルタントはクライアントの「経営戦略」や「課題解決」をする仕事です。未経験でも、「経営戦略」「事業戦略」「IT戦略」の仕事をしている方は、コンサルタントの仕事と親和性が強くなるため、転職できる確度は上がります。「営業」の仕事をしている方は、いかにご自身でPDCAサイクルを回して仕事をしているか?が重要です。仕事を進めていく上でも、面接に挑む上でも強く意識してみてください。
-スキル、資格-
英語力やTOEICの点数は加点となるでしょう。(TOEICは800点以上が目安。) コンサルティング業界も、グローバルに活躍できる方を求めています。入社してから海外のメンバーと働くこともあります。 絶対に取得しておかないと選考に進めないわけではありませんが、コンサルタントになった後はキャッチアップが必要になるので、今から準備を始めましょう。
参考:「転職求人票の“応募条件”。実は満たしていなくても応募できる?」
https://www.axc.ne.jp/ccc-qualifications
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