転職理由のひとつに、年収を上げたいということがあります。それはとても立派で重要な理由ですが、自分が他人よりももらっているのかどうか、相対的な感覚は持っておいたほうがよいでしょう。
少し古い資料ですが、2013年の国税庁の統計によると、全給与所得者に対する年収1,000万円以上の割合は、男女計で3.8%だそうです。
- 年収900万円以上だと上位5.5%
- 年収800万円以上だと上位8.0%
- 年収700万円以上だと上位12.0%
- 年収600万円以上だと上位17.7%
- 年収500万円以上だと上位27.1%
- 年収400万円以上だと上位41.0%
- 年収300万円以上だと上位59.0%
この数字は男女両方を含めているし、また地域特性を無視しているので、人によっては違和感があるかもしれません。しかし、これが実態です。
コンサルティング業界の年収は高い
私たちアクシスが転職支援に強みを持っているのはコンサルティングファームです。年収が高い業界として知られていますし、実際その通りです。
二十代でプロモーションが速い方なら、1000万円を超えてくる方も出てきます。大手コンサルティングファームでシニアマネージャークラスになると、年収1500~2000万円クラス。三十代半ばでこのぐらいの年収レンジの方がゴロゴロいる世界です。
年収上位3.8%の自覚を持つ
アクシスに転職のご相談に来る現役コンサルタントの多くは、すでに年収1000万円を超えています。そのような方々が「年収を今より上げたい!」と希望を出しても、求人は限られています。
年収をさらに引き上げようとするなら、基本は同業他社、つまりコンサルティング業界の中でのキャリアアップになります。
コンサルティングファームから事業会社に移ってライフワークバランスを取りながら、かつ年収アップしたいという希望は非常に難しいのが現状です。年収1000万円以上の方々は、すでに上位3.8%に入っているという自覚を持ちましょう。
生活レベルを上げ過ぎないように
すでに年収の高い方は、キャリアを変えたいときのために、いつでも年収を下げられるような消費・貯蓄スタイルを心がけてください。
もちろんコンサルティング業界でさらなる活躍を目指すのもよいでしょう。長らく「UP or OUT」と呼ばれてきたコンサルティング業界ですが、長く働けるようになりつつあります。
夢のない話だと言われそうですが、これまでたくさんの方とお会いする中で、生活レベルが下げられずにせっかくのチャンスを逃すというケースを数多く見てきました。
人によって求めるものは違いますが、収入に引っ張られ過ぎない人生をお勧めします。
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キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
アクシスの求人のうち、
約77%は非公開。
平均サポート期間は3年です。
各ファームのパートナー、事業会社のCxOに定期的にご来社いただき、新組織立ち上げ等の情報交換を行なっています。中長期でのキャリアを含め、ぜひご相談ください。