【目次】
最新の役員の男女比:新卒入社5年目、誰もが一度は考える転職
新卒入社3年で離職率が30%と言われる日本。5年目ともなれば、誰もが一度は転職を考える時代です。
「あ~あ、仕事がもっと○○だったらな」。キャリアアップかワークライフバランスか、はたまた本当にやりたい事なのか……。
ダイバーシティの観点から、女性の積極採用や登用が進んでいますが、まだまだ男性社会の企業が多いのも事実です。
2012年から2022年までの10年間、上場企業の役員のうち、女性の数は5.8倍に増えました。
しかし成果が上がっている一方、割合は諸外国と比べ依然として低く、9.1%にとどまっています。
参考:上場企業における女性役員の状況|内閣府男女共同参画局
「本当に今の仕事・会社で良いのだろうか」と悩んでいる20代女性の相談者は思いのほか多いです。
とはいえ、転職を漠然と考えつつも時間だけが流れていく。こんな方が多いのではないでしょうか。
キャリア志向の女性が考えたいこと「ロールモデルがいるのか? ロールモデルになるのか?」
女性の場合は出産などの大切なイベントがある方もいます。続々と社内規定で様々な制度を整備している企業が増えてはいるものの、実態としては運用面で問題があるケースもありますね。
【育児休業取得者の割合】
女性 : 80.2% (対前年度比 4.9ポイント低下)
男性 : 17.13% (対前年度比 3.16ポイント上昇)
こちらに関しては、実際に取得した方の声を聞くことが大切です。企業とリレーションの強いエージェントなどに相談し、内部情報を引き出すのが一番の近道でしょうか。
また女性のマネジメント層がいない企業・組織もあります。あなたの会社には、ロールモデルとなる女性がいるでしょうか? また、自身でロールモデルとなるモチベーションがあるでしょうか?
キャリア志向の女性は20代のうちに上記の視点で一度現職について見直したほうがよいでしょうか。
女性コンサルタントの実情と転職の特徴
コンサルティング業界の中で女性比率は約20%だとされています。その理由は、タフな労働環境、IT出身者が多い(IT業界の女性比率も20%程度)、平均勤続年数などと言われています。
では、社内での女性の立場はどうなのでしょうか? 実態は性別については全く関係が無いコンサルタント会社がほとんどです。
パートナーも多くいますし、最も一般的な管理職であるマネージャーに関しては、女性コンサルタントの在籍比率に対して半数から同程度います。
理由としては、日本のコンサルティングファームではグローバルにヘッドクオーターがあるケースが多く、欧州の進んだダイバーシティ政策が日本においても推進されやすいことが挙げられます。
・アビームコンサルティング:女性管理職 15.3% 参考: アビームコンサルティング
・アクセンチュア:女性管理職 20.6% 参考:アクセンチュア
※いずれも2023年時点のデータ
育休・産休からの復職のしやすさ、時短勤務の推進など、真の意味でダイバーシティが定着化しているコンサルティング会社も多く、そこでは女性比率も30~40%と高くなっています。
参考:「18時退社」でコンサルファームへ転職。限られた時間内でもパフォーマンスする女性のキャリア事例
このような組織は結果的に優秀な女性が集まるので、業績も好調なようです。
また、女性コンサルタントが今までのキャリアを活かして、ワークライフバランスが取れる職種に転身する事例も弊社ではよく見られます。
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今回の記事では、コンサル業界における女性のキャリアのつくりかたについてお伝えしました。
転職活動を開始する前に、まずはキャリアの可能性についてぜひご相談ください。
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