コロナ禍以降、急速に広まった在宅勤務という働き方は、コンサル業界をはじめ多くの業界で導入されています。
リクルートはコロナ禍において、「在宅勤務率95%」を達成し、話題になりました。
弊社サービス「フリーコンサルBiz」でも、多数のフルリモートワーク・ハイブリッド勤務などの案件を扱っています。
今回は、コンサル志望者をはじめ、多くのビジネスパーソンが気になっているであろう在宅勤務について、実際にキャリアコンサルタントが体験した上で感じたメリット・デメリットを紹介します。
【目次】
- 今、注目のコンサルの在宅勤務と働き方。新型コロナウイルスの影響により「9割リモート」のコンサルティングファームも
- キャリアコンサルタントが在宅勤務をやってみて感じたメリット:精神的にも体力的にも楽・対応がスピーディーにetc.
- キャリアコンサルタントが在宅勤務をやってみて感じたデメリット:仕事をやりすぎる・電話対応が遅れるetc.
今、注目のコンサルの在宅勤務と働き方。新型コロナウイルスの影響により「9割リモート」のコンサルティングファームも
新型コロナウイルスの流行直後は、弊社がお付き合いをしているコンサルティングファームでは「9割の社員がリモートワーク」というケースもありました。
実際に、先日Big4系コンサルティングファームのオフィスに訪れたところ、新型コロナウイルスの影響により社員の方を一度も見かけませんでした。パートナーにお聞きしたところ、今ではクライアントとのファーストコンタクトもリモートで行っているとのことです。
ちなみに、私もキャリアコンサルタントの仕事をするようになってからは「在宅勤務ができると便利だな」とは思っていたのですが、先日からついに弊社でもテレワークの導入が始まりました。
完全な在宅勤務というわけではなく、基本的にコアタイムはありますが、いずれにしても自宅で仕事ができる環境にはなったのです。
在宅勤務のメリットやデメリット、導入の賛否のついては、いろいろなところで議論されていますが、ここでは実際に自分がやってみて感じたこと(就業者として)をお伝えします。
キャリアコンサルタントが在宅勤務をやってみて感じたメリット:精神的にも体力的にも楽・対応がスピーディーにetc.
在宅勤務が導入されて、率直にいいな~と感じたところは、
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- 会社での労働時間の短縮、自宅で好きな時間に仕事ができる
遅くまで会社に残って仕事をする必要はなく、家で作業ができる。早く帰れると精神的にも体力的にも楽ですね。また自宅であれば好きな時間に仕事ができるのが魅力です。
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- 通勤時間の短縮
やることはあるけれども、出社しなくても対応できる日(土日含む)であれば、往復の通勤時間だけでもだいぶ節約できます。ちなみに私の場合、通勤時間は往復で3時間ほど…。
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- 家族と過ごす時間が増える
これまで基本的に平日の帰宅後は子供と顔を合わせることがなかったのが、子供と接する機会が増えました。
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- 社内、顧客への対応が速くなった
これまではメールなどは会社に来てから処理をしなくてはいけませんでしたが、自宅でメールの確認や返信などができるため、対応のスピードはUp。
また、休み明けは必然的にメールがたまっており、月曜日の午前中はメールの処理で終わっていたのが、前日にある程度対応しておけば、それ以外の業務にすぐに取り掛かれるのはGood。
業務の量が減っているわけではありませんが、分散、時間のバランスをとることで、効率化させつつ全体的な負荷を減らせているというのが率直な感想です。
キャリアコンサルタントが在宅勤務をやってみて感じたデメリット:仕事をやりすぎる・電話対応が遅れるetc.
一方で、在宅勤務をやってみて、これはどうなの? と思ったところは、何よりもまず以下です。
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- 仕事に終わりがない
会社で仕事をしていれば終電が…といった理由で物理的に区切りはつけられますが、家ではあまり時間を気にすることがないのでついついやりすぎてしまうことも。
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- 社員とのコミュニケーションが減る
会社で仕事をしていると、何気ない会話や周囲の話からも、意外と重要な情報は入ってくるのですが、家で仕事をしているとそのような機会を逃してしまいます。
逆に会社で働いているメンバーからは、その場にいればちょっと確認したいことがあるけれども、いないからいいや、ということでコミュニケーションが生まれず、埋もれてしまう場合もあるのではないかと思います。
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- 気持ちが緩くなる?
まだ在宅勤務を始めたばかり=慣れていないというのもあるかもしれませんが、やはり自宅で仕事をするとなると、会社にいるのと気の張り方が違うので、集中力が落ちてミスが発生…、ということも起こりえると感じます。自己管理能力がより一層もとめられますね。
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- 電話の対応は遅くなる
在宅勤務のメリットで、顧客への対応が速くなったというのを挙げましたが、例えば会社に自分宛の電話が掛かってきた場合はコールバックまでの時間が長くなり、結果的に対応までの時間は遅くなってしまうと思います。
デメリットについては自分のマインドやルール決めなどで対応できる部分もあると思いますが、やはり社員とのコミュニケーションが減るというのは心配なところ。
メリット・デメリットを踏まえて、各社員が状況に合わせて、柔軟に働き方を選択できると良いですね。
上記はあくまでも私の個人の感想ではありますが、在宅勤務を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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>在宅ワーク・リモートワークに関する記事
【実践者に訊く】@地方在住、フルリモートワークのメリット・デメリット
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/fullremotemerit
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今回の記事では、在宅勤務のメリット・デメリットについてご紹介しました。
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