企業から内定を得たとして、行くか否か考える時の決め手って何ですか?
業務内容や、その企業でのキャリアパス、あるいは社風、年収…
人それぞれだとは思いますが、多くは、その企業でどのような仕事が出来るのか、
ということをイメージするのではないでしょうか。
自分は経営コンサルタントとして第三者的立場で経営者に
アドバイスをしてきた。
今後はこの経験を活かして、自らの会社・事業に対して
自らの責任の下、事業を動かしていきたい。
A社であればそういった経験が出来るはず。
…なのでA社に入社します。
はい、確かにそうです。
但し、よくお伝えしていることなのですが、次の次のキャリア、
すなわちエグジットキャリアをイメージすることも大切です。
100%思い通り、という企業はありません。
企業そのものが消滅する可能性も、リストラされる可能性もありますし、
こんなはずじゃなかった、というケースも多々起こります。
そして、安易に自分の希望だけで行き先を考えると、
実はそのキャリアがエンプロイアビリティ(雇用される能力)を
低下させるケースもあります。
希望通りの仕事に就けたが、市場からは必要とされにくい
キャリアになってしまう、なんてことは往々にしてあるものです。
転職先から出る(エグジット)ことを想定して、転職先で得られる
市場価値や、エンプロイアビリティを考えることは、自分の希望を
考えることと同様に非常に重要です。
仮にエンプロイアビリティの高まりにくいキャリアを選ぶ際は、
そのリスクを知った上で敢えて道を突き進むのか、その覚悟と信念が
あるのか、一度自問自答した方が良いでしょう。
…かくいう私もNTTデータから名もなきベンチャー人材紹介会社です。
エンプロイアビリティという観点では大暴落もいいところ。
まぁ、それを承知の上でこちらに来たわけですし、
「エージェント経由」のエンプロイアビリティとは違った意味で
何とか食っていけるんじゃないか、という自信はついてきました。
自分が求めるキャリアと、
市場が求めるキャリア。
市場が求めるキャリア。
現時点では、少なくとも65歳までは年金をもらえません。
何とかして稼ぐ必要があります。
35歳ぐらいで「落ち着いたキャリア」を求める方も多く、
気持ちは分からなくもないのですが、残り30年を生き抜くために、
いかにエンプロイアビリティを高めておくか、という点も是非考えてみて下さい。
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平均サポート期間は3年です。
各ファームのパートナー、事業会社のCxOに定期的にご来社いただき、新組織立ち上げ等の情報交換を行なっています。中長期でのキャリアを含め、ぜひご相談ください。