今回のテーマは「魅せる職務経歴書」です。
企業にエントリーする際の最初の関門であり、ここを通らなければ熱意のアピールや、人物面の評価すらされません。「門前払い」もいいところ。実は非常に重要な関門なのです。
ではそんな「非常に重要な関門」に対して、採用する企業側はどれぐらい時間をかけてくれるのでしょう。
統計を取ったわけではないので感覚的な数字ですが、恐らく10秒程度ではないでしょうか。
苦労して作っても、たった10秒程度で判断されてしまうのです!
書類合格率UPの秘訣!わずかな時間で必要な人材であることをアピール
採用担当ではない私も、10秒ぐらいあればどんなスキルを持った方かはある程度把握可能です。
我々の場合は、そこで合否判断をするわけではなく、その方のスキルにフィットした求人がないか探すため、その後もじっくり職務経歴を拝見します。
しかし採用企業からすれば、自社で求める人物かどうかが分かれば良いわけですから、「違う」と判断すればすぐにポイです。
「10秒しか見られないなら手を抜いていいんだ?」などと考える方もいるのではないでしょうか。
いやいや、そんなことはありません。むしろ逆です。
「10秒しか見られない前提でアピールする」ことが重要なのです。
エレベーターピッチという言葉をご存知でしょうか?
「エレベータープレゼンテーション」とも言われますが、起業家に求められるスキルの一つだそうです。
投資家や重要顧客など、ビジネス上大切な人をつかまえた時、エレベーターに乗っているわずかな間にプレゼンテーションをできるぐらいの整理をしておけ、ということです。
書類選考もエレベータープレゼンテーションと似たようなもの。
10秒しか読まれない前提で、その企業にとって自分が必要な人材であるアピールをするのです。
ぐだぐだと色々余計な情報も書き込んでいませんか?
あれもこれもと色々なスキルを持っているとアピールして、逆に強みが埋没していませんか?
無駄に枚数が多くてそもそも読む気の失せる書類になっていませんか?
読む気をそそる見た目になっていますか?
誰でも簡単に書ける!合格率の高い応募書類のポイントは3つ
応募書類では、当然これまでの経歴やスキル、自分自身の棚卸しがしっかりできているか、という点は重要です。
念頭に置いて欲しいのは、例えば同じ経歴・スキルを持った方でも、書き方次第で書類合格率は天と地の差になることです。
ポイントは色々ありますが、最低限押さえて欲しいのは以下3点。
1.強みは最初に。箇条書きで特に【業務知識】【技術】【マネジメント】の観点で。
2.職務経歴の順番にも注意。受ける企業に近い業務内容を前の方に。
3.見た目も重要。誤字脱字は御法度。
1と2は要するに1枚目にアピールポイントを集中させよう、という狙いです。
10秒で見るのはやはり1枚目が中心ですから。
その他にも、魅せるためのテクニックは色々あります。
書類で落ちてしまっては損です。是非ご相談下さい!
=================
>関連記事
コンサルタントへ転職するための「志望動機書」の作り方【未経験~ファームtoファームまで】
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2015/0713/264.html
受かる職務経歴書の書き方「提出先企業によって内容を変えるべきか?」
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2015/1006/2699.html
=================
今回は誰でも簡単に書ける、合格率の高い応募書類のポイントをお伝えしました。キャリアでお悩みの方はアクシスコンサルティングにご相談ください。
アクシスの求人のうち、
約77%は非公開。
平均サポート期間は3年です。
各ファームのパートナー、事業会社のCxOに定期的にご来社いただき、新組織立ち上げ等の情報交換を行なっています。中長期でのキャリアを含め、ぜひご相談ください。