こんにちは。
今日は、説明力について、お話します。
SEをしていると、色々なシーンで説明する必要があると思います。
設計書のレビューや、システム完成後のユーザレビューなどなど。
私もSEをしていたので感じるていたのですが、エンドユーザと話しをすると
今一話が伝わらないと言うシーンが良くありました。
でも不思議なことにSEと同じ話しをすると普通に通じるのです。
SEはあるテーマがあると、頭の中で話しを展開して結論だけを話すケースが多く、
そうすると、その話しを受けたSEも同じように、頭の中で展開して、結論だけを
話してくるのですが、SE同士だと、なぜか内容は通じているのです。
ですが、SE以外の人と話しをすると通じない。。。
そんなシーンは良くありました。
しかし、エンドユーザと話しをするには、SEだけではなく、誰でも理解できる様に
説明できるスキルを身につけないといけません。
それでは説明力とは何か?
説明力とは
『自分の考えや、事実を、相手に正確に理解してもらう力』
と考えて良いと思います。
基本的な考え方は
『相手が理解しているレベルに合わせて、理解しやすい様に伝えること』
です。
つまり
『自分が考えていることを正確に話すだけでは、説明としては不十分』
という事になります
それでは、どうすれば『上手な説明』出来るかですが、
下記が重要なポイントだと思います。
① 説明の目的をはっきりさせる
(何を、どう理解してもらうのか?
理解してもらった事で、どんな効果を期待しているのか?)
② 相手の理解レベルを知る
事前に説明相手にヒヤリングをしても良いですし、
説明の最初に『○○についてお話しをしたいのですが、
△△の説明も必要でしょうか?』
など、相手の理解レベルを理解してから始める方法もあります。
③ 最初に前提を話す
理解レベルを知った上で、これから説明する話しをより深く
理解してもらう為に前提を話してから、本題に入るとスムーズです。
④ 本題は、結論から話し、その後、論理的な説明をつける
結論から話すことで、その後の説明を聞きやすくなります。
(論理的思考力については別の回でお話しします)
⑤ 解釈と事実は分けて話す
説明全般を通しての話しですが、自分の解釈なのか、事実なのかは
分けて話す必要があります。もちろん自分の解釈を、あたかも事実の
様に話すのはNGです。
例えば自分の考えを話す前に『これは私の考えですが』とつけるだけで
説明がすっきりします。
次回は、それぞれのステップを具体的なシーンでお話しします。
では!
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