今回のテーマはNTTデータの年収です。元社員である私が解説しますが、管理職になったことがないので、一般社員の給与に関する一般論としてお読みいただけると幸いです。
【目次】
- NTTデータの平均年収は2024年時点で約906万円
- NTTデータでは残業代の影響で月給に10万ほどの開きがでることも
- NTTデータの新卒の年収は400万強、3年目で600万(残業代込み)
- NTTデータの平均年収は20代で~約600万、30代で~約900万か。課長に昇格して年収1000万超。退職金もしっかり支給
NTTデータの平均年収は2024年時点で約906万円
公表されている情報によると、平均年収は約906万円。2024年有価証券報告書の情報です。ちょっと前まで828万円ほどだったと記憶しているので、上がったようですね。
NTTデータの一般社員は月給制です。
構成としては、基本給+諸手当で構成されます。
それぞれ、職能に紐付く部分や年齢に紐付く部分や評価に紐付く部分に分かれたりしており、そこに扶養手当だの地域手当だの、あるいは残業代だの、といった手当部分が乗ります。
ボーナスの時は基本給部分の●ヶ月分、といったイメージです。
NTTデータでは残業代の影響で月給に10万ほどの開きがでることも
実際の実入りはどんなものなのか……これが、一般社員の場合は残業時間による影響が大きいんですね。
クラスにもよりますが、残業時間が80時間(上限)の月と30時間の月では残業代の影響で10万円以上の開きが出たりします。
単なる残業に加え、深夜勤務や休日勤務が加わると、さらに差は拡大します。
NTTデータの新卒の年収は400万強、3年目で600万(残業代込み)
ちなみに紙で給与明細が配られていた時のデータを見直しますと、こんな感じでした。
私が入社した年の平成11年の源泉徴収票は300万強。これは入社した4月から12月の分なので、新卒時は年収換算すると400万強です。
翌年は500万を超え、さらに翌年の平成13年は約600万。平成13年、すなわち3年目はそこそこ残業をしていた、というのが原因。平成14年は前年よりもちょっと下がっています。
ということで、割と忙しさ次第で変動幅が大きいのが実状です。
NTTデータの平均年収は20代で~約600万、30代で~約900万か。課長に昇格して年収1000万超。退職金もしっかり支給
NTTデータの平均年収は、私が在職中だった頃の感覚的には、20代で~600万、10年目つまり30歳~34歳(総合職)くらいで600万~900万という感じでしょうか。
ただし、一部の人はもっと貰っていると思います。NTTデータでは課長になると年収1000万を超えていくと耳にしました。
この辺、課長になったことがないので実際のところは知りませんが、課長など役職が付いたり、管理職になると、評価の割合が大きいため、幅も大きいはず。
(ちなみに管理職になると年俸制になり、残業代はつかなくなります)
まぁ、NTTデータの場合、額面記載の金額以上に、福利厚生面が大きかったりもします。人間ドックに行ったり有利な金利や住宅補助。
交通費も上限があるのかないのか分かりませんが、少なくとも新幹線通勤の同僚が知り合いにいます。退職金もしっかりと積み立てられており、現在も社員の評判を確認すると、一般的な企業の平均以上の額が出ているようです。
「生涯年収の高さ」という意味ではやはり相当に有利な企業と言えるでしょう。
NTTデータ関連記事:
【事例】中途入社後の処世術~元社員が語るNTTデータの実態~
元社員が語るNTTデータ(1)~企業文化・社風・評判について~
元社員が語るNTTデータ(5)~NTTデータ社員の社内恋愛事情~
元社員が語るNTTデータ(6)~NTTデータのプロマネ(PM)特性~
元社員が語るNTTデータ(8) ~公募の異動制度(ジョブチャレンジなど)~
元社員が語るNTTデータ(9)~ライフプラン休暇/廃休など~
============
今回はNTTデータの年収についてお伝えしました。
キャリアでお悩みの方はぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
アクシスの求人のうち、
約77%は非公開。
平均サポート期間は3年です。
各ファームのパートナー、事業会社のCxOに定期的にご来社いただき、新組織立ち上げ等の情報交換を行なっています。中長期でのキャリアを含め、ぜひご相談ください。