基本的に、異動の希望は年4回行われる上司との面談で交渉
NTTデータに限らずですが、往々にして配属された職場と自分のキャリアやスキル、志向性にミスマッチが発生することがあります。
あるいは、自分の将来像を考えた時に、今いる部署ではなかなかその実現が厳しく、別の部署に移りたい、なんて考えるケースもあります。
基本的に異動の希望は少なくとも年4回は行われる上司との面談の際に主張し、訴え続けることから始まります。当然、異動は出す側と受ける側の都合があるため、そう簡単に希望が叶うわけではないのですが、それでも訴え続けなければ何も始まらない、というわけです。
一方で、それ以外にも年2回の「公募制度」を利用する方法がある
とはいえ特に優秀な社員であるほど、上司は手放したがらないのも事実。
でも移りたい。
そんな時に用意されている制度が「公募制度」です。
年に2回、各部署が社内に求人を出します。
「●●ビジネスの強化に向け、このぐらいの年次でこんな経験のある人募集」といった具合に。
中途採用の求人みたいなものですね。
それを見て、条件に合う人は自らの意志で応募することができます。このとき、上司の承認などは不要で、勝手に申し込みができるのです。
応募すると、募集をかけている部署の募集責任者との面談になり、それで合格すると、人事部主導でそちら側の部署への異動が決まります。自分の所属する部署の上司が何を言おうが、異動できるわけです。
軽くクーデターみたいな感じですので、人間関係、職場関係を悪化させない細心の注意が必要です。
年1回の「ジョブチャレンジ制度」では「NTTデータからNTTドコモ」などグループ内の異動が可能
公募制度の他にも、年1回の「ジョブチャレンジ制度」というものもあります。
これは「公募制度」のオールNTTグループ版のようなものです。NTTデータからNTTドコモに移るとか、NTT東やNTT西からNTTデータに来るとか、NTTコムウェアからの異動とか、色々なパターンがあります。
キャリアを考える時に、どんな仕事をしているのか、というのは非常に重要です。
そんな時に、自ら主体的にキャリアを選ぶことができる、そしてそのフィールドが実はNTTデータ内だけではなく、オールNTTグループに広がっている、と考えると、キャリアの面でも非常に魅力的な環境が整っている、と言えるでしょうね。
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今回の記事では、元社員が語るNTTデータ(8)~公募制度~ついてご紹介しました。
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